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【ついにUFCへ!】平良達郎のまとめ


「第8代修斗世界フライ級王者の平良達郎(22=Theパラエストラ沖縄)が、世界最高峰の総合格闘技団体、UFCと契約したと、所属するアメリカのMMAスポーツマネージメント会社「IRIDIUM SPORTS AGENCY」(イリディアム・スポーツ・エージェンシー)が4日に発表した。.......」

(出典:yahooニュース / 2022年2月5日https://news.yahoo.co.jp/articles/ec6ec9aee136426b5aa4f69146d2350695e287c3)

どうも、dosukomiです。

ついに、ついにですよ!未だ無敗の日本格闘技界若手ホープ、我らが平良達郎が、

メジャー格闘技団体『UFC』との契約締結

をすることが決定しました!

そんな平良達郎とはいったいどんな人物で、どのような戦績を残してきたのでしょうか。意外と知らない人もいるのではないかと思います。

そこで今回は、期待の若き修斗王者について紹介していきます。


アマチュア時代


アマチュア戦績は10戦10勝。うちKOでの勝利はなく、一本勝ちは6、2017年に行われた九州アマチュア修斗選手権大会・全日本アマチュア選手権大会で優勝。

もうすでにヤバいですね。プロ戦績において無敗というMMAファイターは少ないながら存在しますが、アマチュア戦績も含めてとなると相当希少です。

さらに恐ろしいことに、平良は一本勝ちをおさめた試合すべてにおいて1Rでフィニッシュしており、プロになる前から才能が突出していたことがよくわかります。

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(出典:Abema格闘TIMES/2021年3月23日)

プロ格闘家デビュー、修斗王者へ


アマチュアで破竹の10連勝を達成した平良の勢いは、翌年プロになってからもとどまるところを知りません。

2018年に行われた修斗新人王トーナメント一回戦で、1R三角締めにてデビューを飾ると、決勝戦も1Rフロントスリーパーホールドで試合を終わらせてしまい、圧倒的な実力で新人王&トーナメントMVPを獲得しました。

その後も、第2代フライ級キング・オブ・パンクラシストの清水清隆や第3代DEEPバンダム級王者&初代フェザー級キング・オブ・パンクラシストの前田吉郎など、国内軽量級の強豪を次々と撃破していきます。

そして2021年7月に行われた『修斗 PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.4 第2部』にてフライ級王者の福田龍彌と対戦。ここでも1Rに三角締めで一本勝利をおさめ第8代修斗フライ級世界王者を戴冠しました。

もちろんdosukomiもこの試合を見たのですが、いくら下馬評が平良有利とはいえまさかここまで一方的な試合になるとは...という印象を受けました。

特に最後の三角締めのシーンでは会場も「おお....」とどよめいており、もちろん私も「そっから三角いくのかよ...」と驚きを通り越して最早呆れておりました。フライ級でこの人に勝てる日本人もういないんじゃねーかな

↑平良の衝撃一本勝ちシーン(4:30から)


VTJ、アメリカ修行、そして世界へ


修斗王者を最速で戴冠した平良は、その後の2021年11月に前回大会からおよそ5年ぶりに行われた伝説的な格闘技大会「VTJ」にメインイベンターとして抜擢されました。

対戦相手はチリの格闘技団体「LFN」のフライ級王者アルフレド・ムアイアド。海外の王者クラスとの国際戦はこの試合が平良のキャリアでも初となります。さすがに一筋縄ではいかないかと思われましたが...

1R、リアネイキッドチョークにて一本勝ち

もう開いた口が塞がらなかったです(笑)。これには会場も大盛り上がりで、解説席にいた青木真也も平良のセンスを絶賛しています。

元々青木は平良について「頭一つ抜けている」などかなり高評価しており、普段の毒舌ぶりが鳴りを潜めていることから見ても、いかに今回の勝ち方が衝撃的だったかわかります。

↑平良が鮮やかな一本勝ち(4:10から)

海外プロモーションも平良を評価し、この試合の後MMAスポーツマネジメント会社『IRIDIUM SPORTS AGENCY』と契約し本格的に海外挑戦を見据えた体制を整えています。

そして鮮烈な一本勝ちから年をまたいだ2022年1月からは、MMAファイターとしてさらなるステップアップを果たすべく、第11代修斗バンダム級王者の岡田遼と共にラスベガスにて武者修行を開始しています。

そして武者修行の最中の2月4日、『IRIDIUM SPORTS AGENCY』がUFCと契約したことを発表しました。

内容は4試合契約となっており、デビュー戦は4月30日、ラスベガスで行われる「UFC fight night」にて行われる予定です。

まとめ

UFCのフライ級といえば「史上最強のメイドインジャパン」堀口恭二が過去在籍していた階級でもあり、現在は元RIZINバンダム級王者のマネル・ケイプ(現在ランキング14位)も在籍している我々日本人にも馴染みのある階級です。

最近ではデイブソン・フィゲイレードが同階級王者のブランドン・モレノから大激闘の末ベルトを奪取するなど混沌とした様相を呈していて、まさに戦国時代といった感じです。ぶっちゃけ化け物だらけです

熾烈な競争が行われることが予想される中、果たして平良達郎はUFCでトップをとることが出来るのか。彼のこれからの動向に、ますます目が離せません。

平良選手、頑張れ!




(タイトル出典:「松根良太のブログ」https://ameblo.jp/theparaoki/entry-12698287926.html)



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