どろちゃんの部屋

やっほい、どろちゃんだよ。 気が向いたら、お部屋においで。

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どうも。 どろちゃんです。 絵、音、文字。。など。 この部屋では、 どろちゃんオリジナルの創作物を、 気が向いた時に投稿します。 よろしくね。

    • 静かな街

      賑やかだった記憶は古く 頭上を黒いコウモリが飛ぶ 途方もない水面には オレンジの灯りが傾れ込む 沈み行く星、我々も。 私はここで自由になりたい 一口、口で溶かした水は 気泡となって散ったのだ 虫の鳴く声が響いてる 上品に跳ねる魚たち やけに明るい夜景だな 今夜は月が綺麗だな 一人泣きたい夜のこと 必ず向かうあの川へ 醜く爛れた快楽の世界 泣くことだって楽じゃない 当たり前にある生き地獄 あんまり気付いてないみたい 水が誘うは涙のせいか 泣き声響かす静寂のせいか 今夜

      • るーる

        悲しくなった ルールがあった 同じ色だ 同じ色 染まって染まって 君が消えた 苦しくなって 悲しくなった

        • みえない

          薄暗い夜道を歩いている。 微かに照らしたのは、この大きな星空だった。 道標の星座は正直者 僕は彼等に示されて家に帰る。 ある時 この世界が大きな大きな街となった。 人のいのちが増えたから。 わいわいと賑わって、彼等は街に火を灯す。 そしたら世界が一気に明るくなったんだ。 瞬間、大好きだった星たちが一斉に姿を消した。 そのうち人は火遊びを始める。 高いところから街を見下ろしては、笑った。 僕の気持ちを無視してさ。 最後に広がったのは、幻想の世界だけだった。 帰り道を見

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        どうも。 どろちゃんです。 絵、音、文字。。など。 この部屋では、 どろちゃんオリジナルの創作物を、 気が向いた時に投稿します。 よろしくね。

          えらいね

          「間違いなんかない、これが正解だ」 とても気持ちがいい 否定するのは。 とても気持ちがいい 教えてあげるのは。 とても気持ちがいい 叱ってあげることは。 とても気持ちがいい こんなにえらいことをするのは。 とても気持ちがいい

          偽物

          真夏の昼下がり。 淡い色を着こなした君と、喫茶店で話したことだ。 「平和な世界が続けばいいな」 優しい君は言う。 ピコン ふと、君のスマホの通知が鳴った。 君は「ちょっとごめん」と言うとそれを手に取り、何度かつついている。 そして眉を顰めながら僕に向き直り、こう言った。 「ねえ見てよ、芸能人の〇〇が不倫だって。最低」 スマホに視線を落としながら、君は続ける。 「奥さん可哀想、死ねばいいのにね」 反射的に、僕は柔らかく微笑んだ。 (ああ、この人も偽物だ)

          震える

          声が 微かに震えている 学んだこと 見てきたもの その全てがガラクタだった 神が与えた循環を 受け入れられない愚か者 彼等が作った世界が今 目の前で崩れ落ちていく 私は独り 土の中 ここで微かに震えている

          退屈

          僕は産まれて 学校へ通った 僕は産まれて 大人になった 僕は産まれて 社会にも出た ああ、僕はどうしてこんなにも退屈なんだ 僕は産まれて 暗記をしてきた 僕は産まれて 大きくなった 僕は産まれて お金を稼ぐ ああ、僕はどうしてこんなにも退屈なんだ

          依存

          何かにすがって生きている。 君にすがって生きている。 いつまでもいつまでも 自分すら信じられずに。 何かにすがって生きている。 心のどこかで叫んでる。 『自分は悪くない、悪くない』 どこかでそう思っていたい。 否定したくない、されたくない。 誰かに認められていたい。 何の意味にもなれないのは怖い。 誰か、何か、どうでもいいの。 もっと触って、深い心の奥底に。 心に抱けるだけの愛情、 そんなものはもう振り撒いた。 そして繰り返す、『君だけに』。 でもね、どこかでわかってる

          幻想

          どこかに大きな宇宙がある。 ここにひとつの星がいる。 そこに生まれた生き物がある。 それはただそこに存在するだけで、何一つとして意味は持たない。 つまり、今私達が見ている世界は、全て誰かの『幻想』なんだ。 もちろん、神様だって誰かの伝えた『幻想』だ。 ヒトはきっと頭が良いから、 意味の無いものは大嫌いだ。 何の意味すら持たない世界に 何かの意味を求めて生きたい。 何の意味すら持たない世界で 何の意味もない価値に従う。 それが自分で生み出した意味でなくても同じ

          名前

          “名前ってなんだろう” ふと思った。 人は何でも、“名前”を付けたがる。 名も無く生まれたモノには、必ず。 “名前”とは不思議だ。 これが人から認められた時には、 これがとても“好き”に思える。 これが人から認められない時には、 これがとても“嫌い”に思える。 まるで、今ここにいる“私”とは別の生き物みたいに。 “名前”はユラユラと、いつだって私にくっついている。 他の“誰か”だって、私の“名前”の存在を知っている。 そして私の“名前”を、まるで“私”の全て

          何者

          一人称は“私”。 が、これが特別しっくりキテいる訳ではない。 “私”は男性でも、女性でもあるんだ。 ここでは『どろちゃん』と呼んで。 簡単に自己紹介するね。 どろちゃんは気が向けば、なんだって好きになれる。 惹かれたモノなら、なんでも。 だけどもずっと、好きになれないコトがある。 それは“枠組み”と“依存”。 完結に、どろちゃんの紹介をしてみた。 こんな感じの人間が、この部屋では、色んな手段で自己表現をしていくよ。 読んでくれて、ありがとう。 またね。