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映画『ジョン・ウィック:チャプター2』を観た

犬が死なないだけでハッピー度が増す

『ジョン・ウィック:チャプター2』を観た。

 新作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』が先日公開され、嫁から「観に行きたいから、これまでの作品全部観て!」と言われたこともあり、鑑賞。

 前作を観た時にも感じたけど、『ジョン・ウィックシリーズ』の良い所は何にも頭を使わずに観られる所だと思う。まあ、この後の3作目と4作目がどんな感じなのか、未視聴の自分は分かってないんだけど。とりあえず、2作目も観て思ったのは、セリフ数も少ないし、メッセージ性も全然感じられない作品だなーって印象。ただ、それは決して否定的な意味ではない。なぜなら、余計な要素を排除しているからこそ、ソリッドなガンアクション・ムービーとして昇華させているから。根強いファンが多いことも頷ける。今回の『チャプター2』も、犬が死なないところ以外は前作とそんなに変わらない。別に「な、なんだってえ〜?!」みたいな展開も見受けられないし、特筆するほどドラマティックな演出も無い。っつーか、ジョン・ウィック絶対死なないもんね笑(新作で死んでたらすみません……) その分、アクションシーンの見応えが上がっていることは一目瞭然だし、漫画みたいな設定にワクワクしてくる。クラブとか駅とかバトルステージがいちいち良いっすよね〜。特に最後の美術館なんて、めちゃくちゃ最高。ああ言うギミックがある場所で戦うの超好き。多種多様なキャラクターも良いしね。あと、余談だけど「こいつ、どっかで見覚えあるな〜」と思っていた暗殺者が、ラッパーのコモンでウケました。

 とりあえずボーッと堪能出来る良い映画でした。しかしながら、ストーリーで魅了させるタイプのシリーズじゃ無いのに、回を追うごとに上映時間が伸びてるのって本当に大丈夫なんですか? 評判の良い最新作に至っては、170分弱あるし。ファンの皆さんの評価、信じますからね? いいですね?

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