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将来の夢を応援してもらえなかった子供時代

皆さんは、子供の頃、どんな将来の夢を持っていましたか?

私は、それなりに辛い子供時代を過ごしていましたが、それでも将来の夢はたくさんあった。

12歳で、ダンスに出会い、私は、中学校の卒業文集に「ダンサーになってN.Yに行く」という夢を書いてある。

でも、家族は、ダンスなんてチャラチャラしてるというイメージを持ち、そして、お盆と正月に集まる親戚では、真剣に私の夢を聞いてくれる大人は誰もいなかった。
それどころか、小馬鹿にされたと感じ、それ以降、自分の夢を人に話すことはなかった。

だから、私は、親戚同士で集まるお盆と正月が大嫌いだった。

優秀な従兄弟の成績表を、毎回、見せられて、どこどこの有名な学校に進学するのよ、なんて自慢話を聞かされて、本当に、本当に、本当に嫌で仕方なかった。。

だから、私が、真剣にダンスをやっていることなんて、興味がない大人ばかりだった。

どうして大人って、子供の夢を、単なる夢として上の空で聞くんだろう。

そんな夢、叶うわけがない
そんな夢、どうせ子供の考える夢の話だ
そんな夢、生きていけるわけない
そんな夢、もっと現実を見ろ
ちゃんと大学まで進学して、学歴を持って、きちんと就職
そんなに世の中は甘くはないんだ

どうして大人って、子供の夢を応援してくれないんだろうって、いつも思っていた。

だから夢を持つのは自由だけど、それはあくまでも、叶うはずのない夢、空想の世界なんだって、無理矢理、自分の夢に蓋をして、そう思わざるを得なかった。

本格的に中学3年の頃に、親に頼み込んで週に1回、ダンススクールに通うことができた。

でも、たいていダンススクールって夜だから、遅くならないように、急いで帰った。ショータイムも夜だから、門限があって、出演できなかった。せっかくやりたいことを、夢に向かって進み始めたのに、どこか、制限がかかって、思いっきりできなかった。

スタジオの発表会には、家族も見にきてくれた。だから、それなりに応援してくれてるのかと思いきや、将来の話になると、ダンサーへの道は即、閉ざされた。

大学進学、そして、就職。この道以外には許されなかった。

だから、塾に通い大学進学し、そして、一生懸命、就職活動もして、なんとか就職した。

どこか親に認めてもらいたいという思いが、子供心に、心の底にあったのかもしれない。

でも、私は、いつも、親に怒られないように、ビクビクしながら生きていた。
自分の気持ちに蓋をしてきた。
自分なんて、だめだ。なんの取り柄もない。才能もない。って思いながら生きてきた。

いつも自信がなかった。

大人になって、働き出してからは、そこそこ自由にお金も時間も、使えるようになったけど、どこか、勝手に、自由を制限してきた。

大学生の頃、周りの友達が、自由を謳歌していたけど、私は、できなかった。

自由をどう過ごしていいのか分からなかったから。

今まで、ずっと、自分の好きなことをするのはダメなんだって思いながら生きてきたから、突然、自由を与えられても、どう過ごしていいのかわからない。

自由な時間があっても、自分で自分の気持ちや行動を抑え込もうとする、もう1人の自分が現れたから。

こうして、きっと、子供の頃に感じた思いを背負いながら、生きづらい大人が増えていくのかな、なんて思ったりした。

あの時、私の夢を真剣に聞いてくれる大人がいたら
あの時、私の夢を真剣に応援してくれる大人がいたら

今の私はどうなっていたのだろうって思うけど。

今となっては、分からない。
隣の芝生は青い、としか言いようがない。
そして、なんだかんだ、ここまで来てしまった、こうなるように選択してしまった自分に責任があるのかもしれないって、やっぱり自分で自分を責めてしまう自分がいる。。

それでも、私は、なんとか、藁にもすがる思いで、この生きづらさと向き合って、ここだけの話、なんとか(アラフォーまで)生きてこれたw
なんとか、生きづらさから、生きやすさを求めて、色々なことを経験し、チャレンジして、自分の好きなことを突き詰めて、やってきた。

たまに、子供の頃の私が顔を出して、自分なんて何をやっても中途半端で才能なんてないダメなやつだって、責められるんだけど(怪しいな、私w)

それでも、昔に比べれば、だいぶ立ち直りが早くなった。諦めも早くなった。

それは、今まで出会ってきた友達や新しい家族の出会い、娘のおかげであることは確か。

そして、私には、まだまだ叶えたい夢がある。

夢は、子供だけが持つものではない。

大人だって、何歳からだって、夢を抱き、それに向かって、生きていく。

夢、やりたいこと、目標があるって、なんて、毎日をキラキラにしてくれるんだろう!!!!!

あなたの夢を教えてください。


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