Midori Yamanaka

アメリカ・ポートランド在住・社会実践型アーティスト/「ソーシャル・プラクティス・ラボ」…

Midori Yamanaka

アメリカ・ポートランド在住・社会実践型アーティスト/「ソーシャル・プラクティス・ラボ」主宰/40代大学院生/シングルマザー/英語ゼロ単身渡米。アートとデザインの大学卒業後。ブランディングに従事。国際事業をサポートしつつ、日本とアメリカ、世界を舞台に約25年。

マガジン

  • 街づくり人材育成プログラム”JaLoGoMa/ジャロゴマ”

    2024年、コロナ禍を経て、5年ぶりに現地・ポートランドで開催されたポートランド州立大学の日本人向け特別プログラム、”Jalogoma(ジャロゴマ)”にボランティアスタッフとして参加しました。その内容を超個人的な視点でまとめたものです。

  • 緑の冒険

    青天の霹靂からのシングルマザー→母子渡米→気がつけば、公務員思考からアーティスト思考へ→気がついたら、40代でおばちゃん大学院生!そんなMidoriの冒険の旅と思考の記録。

最近の記事

英語学習者と、ちょっと興味を持った人へのエール

かつて、いたって普通に「英語が”まったく”話せない大人」だった私...。 大学受験もしていないので、受験英語の基礎もありません。「英語やろうかなぁ」と思った時には、うろ覚えに「Lookとwatchとseeはぜんぶ『見る』だった気がする…」程度の英語力でしたw そんな私でも、今やビジネスレベル(?)まで英語力を伸ばし、趣味(?)では国際大会の公式通訳も体験!現在はアメリカに拠点に、旅をしながら学び、働き、暮らしています。 さらには、ソーシャル・アート(英語ではSocia

    • ポートランド合宿「クリエイティブ・キャンプ」 とはなんだったのか?

      念願の特別プログラム「クリエイティブ・キャンプ in ポートランド」を行い、想像以上の大成功でプログラムを終了することができました!ありがとうございました。以下は、プログラム内容のざっくりとした振り返りです。 今回のプログラムの最大の特徴は、参加者がそれぞれに自身のテーマを持ってプログラムを通じて挑戦するということ。結果から言えば、それぞれに、予想以上の発見と感情と結果を持って帰国の途についたと言えるでしょう。 それぞれのテーマは個人的なものなのでここでは公表を控えますが

      • まちづくり人材育成プログラム・JaLoGoMa(ジャロゴマ)で気づいたこと④

        2024年の夏、ポートランド州立大学で行われた、日本人向けまちづくり人材育成プログラムJaLoGoMa(ジャロゴマ)で思ったこと、気がついたことを。 オレゴン州の郵便投票の歴史JaLoGoMa(ジャロゴマ)3日目のメインは、なんといっても郵便投票についての学びだ。 ちなみに、JaLoGoMa(ジャロゴマ)参加者のトシくんこと木曽さんのまとめはこちらから。 オレゴン州は全米で最も早く郵便投票を実現している。1981年に試験運用として地方議会の選挙への郵便投票が行われ、19

        • まちづくり人材育成プログラム・JaLoGoMa(ジャロゴマ)で気づいたこと③

          2024年の夏、ポートランド州立大学で行われた、日本人向けまちづくり人材育成プログラムJaLoGoMa(ジャロゴマ)で気がついたことを。 グループでの学びの豊かさ1日目午後の市内探索ではまず、ダウンタウンエリアで建築家の柳澤 恭行(やなぎさわやすゆき) 氏とアーバンデザイナーのサウミャ・キ二(SAUMYA Kini)氏の二人の専門家による解説付きのツアー。その後は小グループ(参加者4名+通訳等ボランティア2名)に分かれ、グループごとに自ら選んだ地域へ出向き、探索が行われた。

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        • 街づくり人材育成プログラム”JaLoGoMa/ジャロゴマ”
          4本
        • 緑の冒険
          12本
        • RINNE
          1本

        記事

          まちづくり人材育成プログラム・JaLoGoMa(ジャロゴマ)で気づいたこと②

          2024年7月、4年ぶりに対面で開催された、ポートランド州立大学の日本人向け特別プログラム「JaLoGoMa(ジャロゴマ)」に運営ボランティアとして参加させてもらった振り返り記事です。前回のものは下記からどうぞ。 2024年版 プログラムの日程 JaLoGoMa(ジャロゴマ)のプログラム内容は毎年変わりますが、参考に今年の日程をご紹介。 自己紹介とエンゲージメント(つかみ?)多種多様な立場で街づくりに関わる人たちが、日本各地からここ、ポートランドに集まった。何事も、地球

          まちづくり人材育成プログラム・JaLoGoMa(ジャロゴマ)で気づいたこと②

          まちづくり人材育成プログラム・JaLoGoMa(ジャロゴマ)で気づいたこと①

          「面白い!」と思って、知り合いがいたわけでも、仕事があったわけでもないのに、娘と二人でポートランドで暮らし始めて6年が経った。 日本から引っ越してきた経緯はこちらから↓ その頃から気になっていたのが、このJaLoGoMa(ジャロゴマ)というプログラム。ポートランド州立大学が日本人向けに行っている特別講座で、まちづくりについて学べる。以前は行政官向けだったものが、現在は一般の人たちにも間口を広げて行われている。 コロナ禍を経て4年ぶりに対面で行われた講座は、現役の政治家(

          まちづくり人材育成プログラム・JaLoGoMa(ジャロゴマ)で気づいたこと①

          クリエイティブ・キャンプ in ポートランド

          いちばん住みたい街、子供を育てたい街、クリエイティブな街、小商の街、グリーンな街、クラフトビールの街、コーヒーの街、都市農業の街、アウトドアの街、食の街、市民参加型の街! そして、とっても変な街! そんなポートランドに、あなたもおいで! 変な街・ポートランドポートランドには「Keep Portland Weird」 というスローガンがあります。「Weired」は、「変」という意味で、訳すと”ポートランドをヘンテコなままで”です。 この街で私はどんどん自由になって、本来の

          クリエイティブ・キャンプ in ポートランド

          ”AI時代における教育とつながりの回復”汐見稔幸先生 講演会 in Portland

          東大で研究されていた、教育学者の汐見先生がポートランドにいらっしゃいました!(まさか、汐見先生にポートランドで会えるとは❤️)とても楽しい講演でした。このレポートを通じて、みなさんにも少しシェアできればと思います。 子どもの目の輝きがバロメーター 時代の変化が激しい昨今、子どもたちは何を学んでおけばいいのか、何ができるようになっておけばいいのか、多くの親は子育てで迷います。 子どもは自分で決めて、この世に生まれて来たわけではありません。「この親にする」と選んだわけでもあ

          ”AI時代における教育とつながりの回復”汐見稔幸先生 講演会 in Portland

          はじめます!”ソーシャル・プラクティス・ラボ”(創造的社会活動の研究と実践)

          こんにちは!ソーシャル・プラクティス・アーティストの山中緑です。突然ですが、あなたにとって、「もっとこうしたい」「こうだったらいいな」というものはどんなことですか?「理想の自分」と「今の現実の自分」の間にある、その違いは何でしょう? 多くの方のお話を伺っている中で、「あなたの今の現実を変えるには何が必要だと思いますか?」「何が現実を変化させるでしょうか?」と聞くと、ほとんどの人があまり迷うこともなく、「行動」と応えます。 みなさん、知っているのです。(素晴らし〜❤️)

          はじめます!”ソーシャル・プラクティス・ラボ”(創造的社会活動の研究と実践)

          ”自由を手にする” マインド+ビジネス講座

          自由とは、自分を幸せにする権利。あなたの心は自由ですか? あなたの暮らしには自由がありますか? お金は? 仕事は? 住む場所は? 生き方は? みなさんにとって、「自由」はどんなイメージですか? かつての私は「自由」という言葉に、それほど魅力を感じていませんでした。それは、物心ついた頃からすでに自分の役割がたくさんあって、それをこなすことで居場所を確認し、やりがいも幸せも感じていたから。 でも、今は「自由の国・アメリカ」で暮らし、その意味と価値と幸せを噛み締めています。

          ”自由を手にする” マインド+ビジネス講座

          周りと、自分と、幸せと。

          大学で働いていても、 学んでいても、 クライアントさんの話を聞いていても 感じている。 私たちがいかに他者と自分を、比較しながら生きているか 「あの人みたいに投稿できない」 「みんなほど稼げてない」 「やりたいけど、(みんなみたいに)できない」 そんな声をあちこちから耳にする。 でも、私は声を大にして言いたい!!! 比べる必要なんてないよ! あなたは頑張ってる! ちゃんと自分を見て! 自分の”できてないところ”じゃなくて、”できてるところ”を見て! 素晴ら

          周りと、自分と、幸せと。

          「望んでいない結果を変えるワーク」をシェアします。

          あなたは、今の自分に満足していますか? 今の、自分の人生に満足していますか?? 今の、あなたの環境は、あなたが望んだ通りのものですか??? もし、そうでないとしたら、本当はどうだったらいいですか???? もし、あなたが今手にしているものが、「望んでいない結果」なら、ぜひ読んで欲しいのが、『ドラッカー・スクールのセルフマネジメント教室』です。 著者のジェレミー・ハンター氏は、アメリカの名門ビジネススクール”ドラッカースクール”にて教鞭をとり、(私が知る限り)過去に8度「最も

          「望んでいない結果を変えるワーク」をシェアします。

          私が今ここにいる理由。

          なぜ、起業のサポートをしようと決めたのか。 端的にいえば、私たち日本人女子にとって、日本社会はとても生きにくい構造になっていると気づいたから。そして、私たちが自分らしく自由に幸せに生きていくには、起業する女性を増やすことが最も力強いと確信したからです。 私自身の最初の壁は、札幌の短大を卒業しようとする際の就職活動でした。当時、多くの大手企業は、短大生に「自宅外通勤不可」という制約を突きつけました。つまり、一人暮らしの学生は、申し込みすらできないというものです。 私は、高

          私が今ここにいる理由。

          ヤマナカ ミドリです。

          はじめまして。 アーティストの、ヤマナカ ミドリです。 オレゴン州ポートランド在住。日本とアメリカを行き来しながら、アメリカ滞在は合計19年になりました。現在は、大学院で研究・実践を行なっているほか、オンラインでさまざまなプログラムを主宰しています。 経歴 山形生まれの北海道育ち。オホーツク海沿岸の街で高校までを過ごし、短大進学で札幌へ。地域をつなぐお祭りの広報や雑誌編集などを経て、22歳の時に「好きな場所で、好きな人と、好きなことをして生きていけるスキルを身につける

          ヤマナカ ミドリです。

          最近のルーティーン(潜在意識に働きかける方法)

          3ヶ月後の自分が、どんな人生を送っていたら最高か それをノートに書く。 そして、しっかりとリアルにイメージする。 (ベッドの中でぬくぬくしながらイメージする朝もあります) 現実に、そうなった未来の自分の気持ちをしっかりと感じて、味わう。 (嬉しくて感謝の気持ちが溢れてきます。泣きそうになります。) 寝坊したり、忙しくて忘れた日には、隙間時間にノートを開いて書いてみたり、以前に書いたものを見返します。 どこにいきたいのか? 潜在意識を活用するには、 ●ゴールを明確にす

          最近のルーティーン(潜在意識に働きかける方法)

          大人の国際化コース101

          こんにちは。社会起業型アーティストの山中 緑です。私がプロデュースする「大人の国際化コース101」に興味を持っていただき、ありがとうございます♪ 「大人の国際化コース」とは ”国際化”と聞いて、何を思い浮かべますか? 多くの日本人は「英語が話せること」や「海外に暮らすこと」、「国際的な仕事をすること」をイメージするかもしれませんね。 でも、私の使う”国際化”はそういうことではありません。例えば、多様性を理解し、「違う」ということはどういうことなのか、「尊重する気持ちや理

          大人の国際化コース101