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ツアーレポート: "Doom Red River~day2~"

2日目はフクダさんがチャーターしてくれたマイクロバスでハノイからハイフォンへ移動。

マイクロバス
SAに寄った。「海老名、海老名」と連呼して降りてきたヤマモトさん。
バス車内。バンドメンバーの数と明らかに合わない搭乗者数だった。

本日はAhana Pubという地元のブルワリーのバースペースでライブ。

昨晩と打って変わってDIYな雰囲気。
こういう所でライブをするのが夢だったので夢が叶いました。

自家製ビールもハイクオリティ....ベトナムでポピュラーなビールは軽めな口当たりで飲みやすく、残りづらいのが特徴かと思います。そういった特徴はAhana pubのビールでも感じつつ、より香りが立ち上がってくる素晴らしいビールでした。

さて、本日も1番手を担うのはPutrid Vomit Christ

日本の高速道路をもう一回り大きくしたくらいの大通りに面した店舗で昼下がり頃からスタートした本日のライブ。
反対側の歩道まで爆音が届いており、DIYな会場なはずが普通に音がデカい。
彼らの持ち味でもある空間系を活かした立体的な音像もしっかりと出力されており、ダウナーでメランコリックな世界観を漏れなく表現。
確固たる地力を感じ、気合いが入りました。
快晴のハイフォンに漆黒のドゥーム・デス。
素晴らしい。

2番手はFROSTVORE フクダさんがGtを担う、ハノイのメロデスRêvasseur

At The GatesやIn Framesを継承したサウンドでメタラーには看過できないメロデスパートの数々が会場の熱気を急上昇させていきます。

Voは、昨晩も見にきてくれたLiamさん。
今日はステージで共演できて嬉しかったです。彼のステージングはもちろんのこと、ハモりやソロなど手放しでノレる大変素晴らしいバンドでした。
ぜひ聴いてみてくださいね。

3番手はGreen Tripe

機材トラブルなどはありつつも、ものともしない安定感と呼吸のあったアンサンブルで、持ち前のダイナミズムをしっかりと表現しつつアグレッシブなパフォーマンスをやりきっていました。
が、もうなんていうか何より酒場にハマっていて最高でした。

なんだったんだ「EXCITING MACARON」て。170VNDでした。


4番手は我々Abiuro。

言い訳をさせていただくとコンセントなどがゆるゆるで機材トラブルを頻発させてしまうなど異国の地でやるかこういうの?というミスを連発してしまいました。
しかし、皆さんのおかげで良い雰囲気の中で演奏できました。

魂で聴いてくれているお客さんとバスドラを押さえるエビさんとAbiuro。


特に1日目にも足を運んでくれた人が今日も来てくれ、激アガりしてくれていたのが嬉しかったです。


また、気づいたらHeteropsy/FROSTVORE エビさんがドラムを支えてくれていたり
カオスで面白かったです。

クラフトビール屋でライブするのが夢でもあったのでそれも嬉しかったです。
次チャンスがあればバシッとキメたいです。

5番手はHeteropsy

彼らのライブはいつかライブバーで見てみたいと思っていたのですが、
こういった環境でも安定感があり、前のめりなパフォーマンスで非常に素晴らしかったです。

いつものダークでメランコリックな要素というよりはハードコア的なグルーブさがハマりつつ
メタル魂を感じるビールが進む素晴らしいライブでした。

流石の一言です。
el puenteやPit Barで見れる機会があればぜひ見てみてください。

チューニング中の長谷部。

トリを飾るのは昨晩に引き続きFROSTVORE


「最高」の一言です。
いや「乾杯」かもしれません。

スウェデスからのインフルエンスを掲げる彼らですが、
この日は会場の空気も相まってObituary的な汚ねえハードコア・デスメタルの部分が
際立ち、パーティー感のある最高のシメとなりました。

ライブハウスから、バーに会場をうつした2日目。
それぞれのバンドが持つ異なる魅力を出力できたいいイベントになったんじゃないかと思います。

会場のAhana Barは代官山とかにありそうな内装の良い感じのブルワリーだったので
当然、防音もクソもない会場でした。
そのため、地元の人たちが音に釣られそのまま見にきてくれたりとこれもまた感動しました。
店員さんもバーカンから楽しそうに見てくれていましたし、終演後も色々な方から声をかけてもらえました。

なんと最終的には1週間分の売上になったんだとか。

中打ちの模様。
笑顔で見送ってくださったお店のみなさん。
お店の方々からしても良いイベントだったみたいです。
ハンバーガー
Heteropsy 長谷部(Ba)のエフェクター。
航空券を間違えてた小池。ライブ後、突然帰った。光速移動する様子を偶然捉えた。

旅の終わりを徐々に感じつつハノイへ帰還。
終わるのがこんなに寂しい旅は初めてでした。。。。
改めて本当にありがとうございました。

その内、観光編とかも書こうかな?
引き続きDOOM FUJIYAMAをよろしくお願いします。

Abiuro 生田

Title:“Doom Dragon Rising”
品番:DF-003
価格:¥1,500
フォーマット:CD
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