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【インディーゲーム】会話イベントの難易度

前回の記事で、私は会話イベントやハプニングイベントなどの、サブイベント系のストーリーを考えるのは思ったより大変だ、というお話をさせていただきました。

というのも、サブイベントは「本当に必要なのか?」という部分に永遠と悩まされるからなのです。そもそもサブイベントってなんなのでしょうか。

私の中でサブイベントはゲームの解像度を高めるものであるべきだと思っています。村人との会話も、突発的に起こるイベントも、何かしらゲームの解像度、プレイヤーの理解度のようなものを上げたいので組み込みたいのです。ですので、とりあえず適当にこんな感じの会話やイベント入れとけばいいんではないの?的な案だと「じゃあなくていいですよね」という話になります。解像度を上げようと頑張りすぎた結果、メタ的な視点を組み込みすぎるのもそれはそれでよくない気がするので、塩梅が難しいところです。

そう考えると、あまり関連を考えずに作成した多くのサブイベント案が水の泡になってしまい、もう一度それが必要なのかどうかから考え直す作業にもどり、とにかく時間がかかってしまうわけであります。

なんとか4割くらいまで作成をし、ゲームに反映するまでを終えました。こればかりは毎日空き時間を見つけては、コツコツと進めるしかありません。

私のゲーム制作環境は以前にもお伝えををしたのですが、限られた時間で行うものであります。平日の日中は本業を頑張っており、育児もこなしておりますので、一日に作業できる時間は現在のような深夜帯のみであります。

考えていた仕組みをプログラムに落とし込むなどの作業は、手を動かせるのでなにか作業をした気になれるのですが、上記のゲームの関連性を考えた会話イベントの文章作成などは目に見えて手を動かせるわけでもなく、調子が悪ければ進捗なんてあったもんじゃないので、精神的にもあまりよくないわけです。

一週間ぐらい悩んだ末に、やっとゲームの関連性の部分でヒントを得ることができましたので最近の進捗は調子がよいのですこし安堵しております。

それとは別に、ゲームの他の部分も気分転換に考えておりました。
いわゆる「ガチャ」機能のようなものを実装はしていたのですが、UIデザイン面はまだ手がつけれていなかったので、そのあたりの作業を今日はメインに行いました。

ゲーム制作の経験時間が増えるたびに、UIデザインなんかも徐々に洗練されていく感覚になっており、すこしいい気分です。配色パターンなども気にするようになり、そもそものゲーム画面の配色を見直す作業もしたいのですがそこまで期限内に手を回せるかは微妙なラインとなってきました。気がつけばもう今年もあと一ヶ月ですね。

12月は何がなんでも作業時間を増やすために、すこし無理をして本業の時間を有給という形で減少させました。このようにまとまった作業時間をとれると作業がかなり進むので大切に使っていくために今からいろいろ作業計画を立てようと目論んでおります。

少し話は変わりますが、最近はAIの進歩がとても早いです。
気がつけば画像、音楽をテキストをもとにAIに作ってもらうことができるようになっており驚きました。

今作では、キャラ画像や音楽はすべて自作する気(無謀)だったのですが、このような素晴らしい技術は使ってなんぼだと思いますのでフル活用することに決めました。一部、自作もありますがキャラクターや音楽は現在ほぼAIに作ってもらっている状態であります。

私も負けじとPythonを勉強して可能な範囲では技術についていこうとしていますが、このような技術にふれると今後の将来、いわゆる知的労働系の専門職はかなりAIがやってくれるのではと考えてしまいます。

一般企業でも、いわゆる事務系作業は多くの部分をAIにやってもらう未来がもうすぐそこのように感じます。そんな時代がきても、なにか自分が生産できるようなスキルを身に付けなければと思う日々です。

その点では、ゲーム制作は各素材はAIに作ってもらえるけど根幹部分や組み合わせはまだまだ人力にはかなわないはずなので、ひとつの選択肢としていいのかもしれません。

あと一ヶ月、こつこつじゃちょっと時間が足りなさそうなのでバリバリと作業を進めていきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。


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