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社内評価と市場評価はイコールではない!社内評価が低くても大丈夫

こんにちは!

あなたが働く会社の同期、先輩、後輩で社内評価が高い人はどんな人でしょうか。
社内評価が高くないからといって、転職できないことはありません。その会社でしか活躍できないような人は、転職活動で苦戦します。社内評価と市場評価の考え方について、一緒に考えていきましょう。

社内評価が高い人とは

社内評価が高い人は、どんな人でしょうか。たいていの場合は、定性面と定量面で考えることができます。

  • 【定性面】世渡り上手で社内のキーマンからの信頼度が高い

  • 【定量面】売上げ達成、顧客満足度が高いなど、企業が重要視するKPIのパフォーマンスが高い

社内評価が高い人が優秀かどうかについては、定義が曖昧なので、割愛します。
会社で面接をおこない採用しているので、基本的な考えとして、必要ない人材はいないはずです。ひとりひとりに与えられた仕事を一生懸命おこない、みんなの積み重ねで会社は成り立っています。社内評価が高い人は、少しだけ会社または上司に対して「貢献度が高い仕事ができた」というだけのことです。

社内評価が高い人は市場評価も高い?

結論、必ずしも市場評価も高いとは言えない。

前述で説明した【定性面】は、社内でのコミュニケーションのコツ的なことも要因として大きいからです。在籍する会社内でしか通用しないようなコツなどは、別会社では意味をなくし役に立ちません。ただし、汎用的にコミュニケーションを円滑にできる理由を説明できれば、市場評価も高くなるでしょう。

市場評価が高い人とは

市場評価が高い人の特徴は「再現性ある仕事ができる人」です。
転職をする際に「同業界×同職種」が1番転職がしやすい。といえば、イメージできるのではないでしょうか。以下図の❷に該当します。❶や❹でも新規参入や採用強化の場合、市場評価も高くなる傾向があります。
市場評価は、様々な外部要因にも影響されて変化していくもの。と理解しておきましょう。

社内評価が高くなくても転職活動では問題ない

キレイごとではなく、あなたが輝ける場所は必ずあります。現在働いている会社での評価が高くないからといって、他社でも同様とは限りません。

例えば、営業職で結果がでていなかったとしても、面接時に紐解いて確認したところ、その営業マンは1社1社への顧客対応が良く、顧客からの信頼度が高いということがわかりました。転職先では、カスタマーサクセス職にポジション変更して、活躍しているケースもあります。

仕事は適材適所。会社の文化や働くメンバーも関係します。あなたが活躍できる可能性はあります。

やりたいことはなくても大丈夫!

面接時にもよく聞かれることとして「あなたの目標、夢、成し遂げたいこと」などがあります。私自身、10年後や20年後に〇〇なことを成し遂げたいなどがなく、面接で聞かれても返答ができませんでした。そんな状況でもがき苦しんでいた頃に、私の考えを180度変えてくれた言葉と出会いました。

ある企業の社長より「やりたいことはなくても大丈夫、何か一生懸命に取り組めば、自然とやりたいことはついてくる」と。他にも「不確定要素が多い現代で、20年後を予知できる人はいない、考えるだけ無駄」などアドバイスをもらいました。

不確定要素が多い現代というのは、おそらく誰もが実感しているのではないでしょうか。新型コロナウィルスを誰が予測できたでしょうか。業績不振による倒産やリストラなど。突然世界が変わりました。私自身「未来を考えて生きるのではなくて、今を一生懸命に生きる」考えになり、スッと心が楽になりました。

「やりたいこと」をおもく受け止めずに、キッカケは「少し興味があること」程度の気軽な気持ちでOK!

仕事を選ぶ基準は「何がしたい」だけではない

前述でも記載したように「自分がやりたいことはなにか」などから転職活動の軸を考える人も多いでしょう。

「テクノロジーで世の中を変えたい!」「貧困層の国に学校をたてて子どもたちの自立支援をしたい!」など、心からやりたいこと、挑戦したいことを誰もが持ち合わせているわけではない。全員が孫正義やホリエモンでなくて大丈夫。

私は仕事を選ぶ基準として「何がしたい」というよりは「どんな状態でいたいか」を重視するタイプです。

もう少し詳しく言うと「尊敬できる社長のもとで、一緒に仕事がしたい」というのが大きい要素でした。

  • プライベートを充実させたいから仕事は定時に終わって遊びたい

  • ひとりで集中して仕事するよりも、チームで動き、まわりから頼りにされるような環境で働きたい

  • 考える仕事ではなくて、身体をつかい、とにかく動きまわる環境がいい など

「どんな状態でいたいか」においては正解はありません。あなたが大事にしたいことが正解です。

自分に嘘をついてはいけない

自分の人生は自分で決めるべきです。世間の声や大衆のバイアスに惑わされて、自分が目指したい道や考えに嘘をつくのはやめましょう。

自分に嘘をつけばつくほど、自分だけが苦しい思いをして、人生が嫌になってしまう可能性があります。そのためには、まず「自分を知ること」がとても大切です。

自分に嘘をつかないというのは、自分の道を「自分で選択していく」という意識をもっている状態です。自分で選択しているからこそ、上手くいっても失敗しても「他責ではなく自責」となり、納得もできます。納得ができていれば、次に活かすことができます。それを繰り返していくと人生は良い方向に進んでいきます。

まとめ

  • 「社内評価が高い人=市場評価が高い」ではない

  • 市場評価が高い人の特徴は「再現性ある仕事ができる人」

  • 社内評価が高いに越したことはないが、神経質になる必要はない

  • 仕事は適材適所で活躍できる可能性は誰にでもある

  • 「なにがしたいか」もしくは「どんな状態でありたいか」あなたが重要視することを見極めよう


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