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転職を繰り返す負のループから抜け出す。真の転職成功者になる秘訣はなにか?

こんにちは!

皆さんは入社前と入社後に「ギャップ」を感じたことはありますか。

もしひとつやふたつ悪いギャップを感じた経験がある方は「悪いギャップ」を入社前の採用段階で気付くことは出来そうでしょうか。

もっと調べておけばよかったと反省する方もいるかと思いますが、入社してみないとわからないことも多いはずです。例えば一緒に働く人たちを全員把握することは難しく、ガチャ的な要素が大きいひとつでしょう。そんな中でも転職してハッピーになっている方と、そうでない方の違いはなんなのか?一緒に考えていきましょう。


転職活動時に使うサービス

転職活動時、皆さんはどのように転職活動をおこなっていますでしょうか。

  • 転職サイトに登録をして活動をしている

  • 転職エージェントを活用して活動している

大抵の方は「転職サイトや転職エージェント」を活用していることでしょう。無料で様々な情報が集約されているので、活用しない選択肢はないです。なかには自己分析や企業分析などまでサポートしてくれる場合もあり、至れり尽くせりです。

便利なサービスなのになぜ「無料」なのか、考えてみたことはありますでしょうか。

便利すぎるワナに注意

前提として、転職サイトや転職エージェントは活用すべきです。皆さんの転職を成功させる手助けになることは間違いないからです。サービスについて批判をしたいのではなくて、理解をしながら活用していくことが必要です。

「転職サイトや転職エージェント」はどのように売上をあげているのでしょうか。

答えはシンプルです。それは「企業側」からお金を頂いているからです。なので求職者の皆さんは便利なサービスが無料で使える仕組みになっています。

具体的にどのようなことに注意する必要があるのか?

例えば、転職サイトの「オススメ求人」や「スカウトメール」についてです。

オススメ求人の場合、何を根拠にオススメ求人なのでしょうか。とても曖昧な表現ではあるものの、オススメと言われると「良い会社なのかな?」と感じてしまうのも理解できます。その感想が注意です。

多くのオススメ求人は、企業がオプション料金を支払い、より目立つ部分に掲載する権利を獲得している企業です。オススメ求人がオススメでない企業ということではなくて「情報操作されている」ということを理解しておきましょう。

「スカウトメール」についてもオススメ求人と同様です。転職サイトの登録時に職務経歴について様々な情報を入力しているかと思います。入力した情報はシステム上のデータベースに登録されて、何万人の求職者データの一部となっています。膨大な求職者データは「お金に変わる価値」です。企業側は転職サイト側にお金を払い、ほしい人材の条件にあう求職者にスカウトメールを一斉に送信しています。

スカウトメールは、「あなた自身」をみているのでなくて「あなたの経歴やスキル」をみています。ただ、1通1通求職者をみて直接スカウトしている場合もあります。

転職エージェントで注意することとは

転職サイトでの注意点と同様です。転職エージェントは求職者の方を企業に入社させることで、企業側からお金を頂いています。気をつけることは「キャリアアドバイザー」です。キャリアアドバイザーは様々な企業を紹介してくれる、あなたの転職活動を伴走してくれる方。では、どのようなことに気をつけるべきなのか?

あなたの本音と向き合う機会を忘れないようにしましょう!キャリアアドバイザーの声はひとつのアドバイス。すべて鵜呑みにするのではなくて、自分で取捨選択をして上手く活用してください。

転職エージェントは、転職を成功させないと売上げが立ちません。要するにキャリアアドバイザーは営業職ともいえます。毎月何人転職させたかが評価に繋がる場合も多いです。

求職者側にたち、中長期的なキャリアも鑑みて親身になってくれる良いキャリアアドバイザーもいれば、求職者のキャリアを考えずに、とにかく目先の転職だけを成功させようとする悪いキャリアアドバイザーもいます。

転職の成功とはなにか

なぜあなたは今の会社を辞めて転職活動をしようとしているのでしょうか。

  • 切磋琢磨できる仲間と一緒に働き、成長できる環境にいきたい

  • 業界を変えて、ゼロからチャレンジしてみたい

  • 家族を養うために収入アップに繋がる企業にいきたい など

転職する理由は人それぞれです。仮に自分が望む条件にあう会社に転職できた場合、その後は幸せな人生と言えますか。もしも転職活動の理由が「負な状態から脱出したい」というネガティブ要素がメインであれば、転職ができたとしても成功とは言えないです。

転職だけVS転職後

結論、転職=内定だけうまくいかせるのではなくて、転職後もうまくいかせることが重要。

転職ができていれば良いじゃないか!という声もあるでしょう。当たり前ですが、転職は内定をとることが目的ではありません。転職後のあなたの人生をより好転させる、ポジティブな転職に繋げてこそ真の成功です。

転職前と比べて転職後の「自分」をより好きになっていますか。転職後も「モヤモヤ」して不満などが解消されていない方も多くいます。自信をもって転職して良かった!と嘘をつかずに言えるかどうかが重要。

転職後の自分をより好きになれるようにするためには「自分を知ること」がとても重要です。自分のモヤモヤを自分で理解できなければ「転職=内定」はできても、モヤモヤが消えることはなく、負の転職を繰り返す人生になっていくでしょう。

負の転職を繰り返さないためには

負の転職を繰り返さないためには「自分を知ること」が重要です。

なぜ転職をしたいのか?

何か現状を変えたい「負=モヤモヤ」が何かを明確にしていく必要があります。以下図を参照に整理していきましょう。

  1. 「仕事×人」

  2. 「プライベート×人」

  3. 「仕事×人以外」

  4. 「プライベート×人以外」

自分が感じるままに負のモヤモヤを吐き出しましょう!ここで嘘をつくと本末転倒です。

「生きがい」について考えよう

日々の生活で「生きがい」を感じさせてくれることはなにか。もし生きがいを失ってしまったら、皆さんはどのようにして「新しい生きがい」を見つけますか。

人生100年時代と言われる昨今、人生において仕事に費やす時間も多いでしょう。その仕事で「生きがい」を感じることができるか、できないかは大きく人生が変わってきます。もしそのヒントを見つけたいのであれば、以下書籍は名著なので是非。

  • 生きがい感とは、腹の底から湧き出る喜び

  • 生きがいの欲求とは「個性的な自我の欲求」

必見生きがいについて

神谷美恵子(かみや・みえこ)1914-1979。岡山に生まれる。1935年津田英学塾卒業。1938年渡米、1940年からコロンビア大学医学進学課程で学ぶ。1941年東京女子医学専門学校(現・東京女子医科大学)入学。1943年夏、長島愛生園で診療実習等を行う。1944年東京女子医専卒業。東京大学精神科医局入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957-72年長島愛生園精神科勤務(1965-1967年精神科医長)。1960-64年神戸女学院大学教授。1963-76年津田塾大学教授。医学博士。1979年10月22日没。

要点だけを知りたいという方には、YouTubeチャンネル「フェルミ漫画大学」をご覧ください。漫画形式でわかりやすい内容にまとまっていてオススメです。

あなたも会社も変わり続ける

人生は旅です。出会う人や出来事によって、あなた自身の考えも変わっていくことでしょう。現在と3年後で、仕事観や人生観の考え方が変わっていてもおかしくないです。たとえあなたが変わらなくても、会社は生き残るために変わっていきます。入社時はあなたにとって最高な会社だったとしても、その状態がずっと続くとは限りません。

転職で一発逆転!という考えではなくて、あなたの人生に寄り添う「転職」と上手く付き合っていきましょう。

まとめ

  • 転職関連サービスがなぜ無料なのか理解しておきましょう

  • 転職の成功とはなにか、転職=内定がゴールではない

  • 負の転職を繰り返さないために、負=モヤモヤを吐き出しましょう

  • あなたにとっての生きがいについて考えよう

  • 転職は一発逆転ではない


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