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求人情報に必ずある必須条件。正しく読み解き内定率を上げる方法とは?

こんにちは!

中途採用枠では「即戦力」が求められます。その際、企業側では必須条件(=MUST)が設定されています。応募する企業が求める人物像を理解して、どのように勝負するかが転職成功において重要です。どのようにして正しく読み解き考えていくべきか、ポイントをご紹介します。


企業側の必須条件(=MUST)を知る

求人情報に必ずあるのが必須条件。企業側はできるだけ即戦力を採用したい為、活躍してくれる可能性が高い条件を設定しています。未経験採用・ポテンシャル採用においても「〇〇の経験をもつ方歓迎」などと、何かしらの素養を持つ方に応募してもらえるように選考基準を明記しているケースが多いです。

面接の選考を通過するためには、企業側の必須条件や求める素養をできるだけ正確に把握して対策することが重要です。それが結果的に内定率を高めることに繋がります。

必須条件とは

必須条件で1番よくある内容は「〇〇業界3年以上」「〇〇経験1年以上」などです。求人募集している職種や業界経験がある方を採用したいということです。即戦力を採用したい企業側の意向からすれば当たり前の条件でしょう。では以下のような場合はどうでしょうか?場合によっては悩む方もいるでしょう。

・マーケティング力
・企画提案力
・プロジェクトの推進力
・〇〇に興味がある方
・好奇心旺盛な方 など

例えば、マーケティング力と一言で言われても「有形商材か無形商材」「BtoBかBtoC」などでも大きく変わってきます。マーケティングの本質的な部分は同じかもしれませんが、マーケティング力だけでは企業側の必須条件の本質を理解することは難しいでしょう。

求人情報に記載されている対象となる方は、あくまでも応募する資格の参考として捉えましょう。もし部分的に足りていない場合でも、必ず書類選考に落ちるわけではありません。

必須条件の種類とは

①業界経験

ものをつくる:食品や飲料、アパレルや繊維、化粧品、自動車など
ものを売る:総合商社や専門商社、流通や小売(百貨店/スーパー)など
情報を提供:マスコミ(新聞/出版/広告代理店)、教育、インターネットなど
お金を動かす:銀行、証券、保険など

②職種経験

営業:法人営業、個人営業など
企画・管理:マーケテイング、商品企画、事業企画、人事、広報、経理など
エンジニア:アプリ開発、インフラ、ITコンサル、社内SE、ヘルプデスクなど

③保有資格

国家資格、企業認定資格、自動車免許などの業務上必須な資格
英語スキル(ビジネスレベル)など

④素養

テクノロジー、文化/芸術、SDGSなどの〇〇に興味がある
チャレンジ旺盛、素直さ、傾聴力、好奇心旺盛、リーダーシップなど

企業側が求める人材を把握する

募集する求人情報には最低限の事項のみが記載されています。基本的に企業側が意図してアピールしたい内容が多いので、全てを鵜呑みにして判断するのは避けましょう。ではどのようにして企業側が求める人材を把握するべきか?

答えは「できるだけインターネットから情報を探し得ること」が近道です。

情報を探すポイント

例えば王道でいけば企業HPです。稀に応募する企業HPを確認していない方がいますが必ずチェックしましょう。企業HPには企業が目指すミッションや大事にするバリュー、事業やサービス紹介、企業内の福利厚生や制度など多岐の情報がつまっています。意外と見落としがちなのが「プレスリリース」です。企業側が伝えたいことをプレスリリースとして公表しているので、企業の特色や歴史を把握することができます。

企業HPは隅々まで閲覧して必ず情報をキャッチアップしておきましょう。

最近では「Wantedly」などの求人広告内に働く社員のSNSなどを連携しているケースがあります。働く社員のSNSをチェックしたり、個人名で検索するとブログなどを運営しているケースがあります。働く社員から社風などを把握できるので検索してみましょう。

代表名で検索して、SNSの発信内容やインタビュー記事などをチェックしてみましょう。

事業で取り扱うサービスや商品について検索をすることも重要です。昨今だとアフィリエイターの皆さんが競合他社との比較サイトを運営しているケースも多いので、強み弱みなどがざっと把握できたりします。他にも実際に利用した声などが記事として紹介されているケースもあり、良し悪しをイメージできることもあるでしょう。

世間の評価やユーザーの声から企業が抱える課題や重要にしている事項などが見えてきます。

情報が見つけにくい場合

企業によっては情報が見つけにくい場合もあるでしょう。その場合は、同じ規模感の同業他社の情報を調べていくと良いでしょう。同じ市場で競いあっているからこそ、課題が近しいかもしれません。ある程度つかむ目的としては効果的でしょう。

もし転職エージェント経由で応募している場合であれば「キャリアコンサルタント」から「企業側の本音や実際に採用されている人物の傾向」などを直接確認してみましょう。

まとめ

  • 企業側の必須条件(=MUST)を知ることは、内定獲得率を高める

  • もしいくつか必須条件に当てはまらない場合でも応募してみましょう

  • 企業側が求める人物像を把握するために情報を入手しましょう


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