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本格的にコーチングを学び仕事で活かす学習日記。「ペーシング」 ~VOL.15~

こんにちは!

今回VOL.15では「ペーシング」について触れていこうと思います。


某IT企業にて、事業推進責任者&カスタマーサクセス責任者をしています。日々当たり前のように多くの人と接していく中で「コーチング」の手法はとても役にたっています。生涯学習していきたいと思うほどの領域だと感じているので、学習したことをブログとして記録しています。

コーチングをなぜ学ぼうと思ったのかは、VOL.1「想い」に記載していますので、もし良ければ是非ご覧ください。
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ペーシングとは

ペーシングとは、コーチングの聞くスキルのひとつで、クライアントとの対話や指導の中で、適切なリズムや速度を保つことを指します。例えば、ゆっくり話す方もいれば、淡々と要点を伝えるように話す方もいます。ゆっくり話す方に対して、急かすように次の展開を聞いていくような聞き方をしていると、クライアントはどのように感じるでしょうか。きっと「波長が合わないな、なんか話にくいな」など少なからずストレスを感じて、話したいことも話せない場になってしまうかもしれません。

ペーシングが上手くいかない場合の弊害

1:気づき
クライアントとの対話の中で、何か新しいアイディアや視点に気づいた際、理解し受け入れるためには、適切なペースでないとなりません。早いペースだとクライアントが情報を処理するのが難しくなり、遅すぎると興味を失うかもしれません。

2:関係の構築
ペーシングは、クライアントとコーチの関係を築く上で重要な要素です。適切なペーシングを行うことで、クライアントはコーチを信頼し、協力的な関係を築くことができます。早すぎると動揺してしまいかもしれないですし、遅すぎるといらだたせてしまうかもしれません。

どのような事を意識するべきか

最も重要なことは「クライアントの反応を観察する」ことです。クライアントが話すスピードはどうなのか、声のトーンはどうなのか、どのような表情をしているのかで、クライアントとコーチの波長を合わせる。対話を進めていきながら、理解や思考を整理するスピードなどにも気を配ると、より良い時間となるでしょう。

他にも一例として「おうむ返し」や「共感」や「沈黙」なども重要な聞くスキルです。これらは書籍やネットで色々と出てくるので、興味がある方は検索してみてください。

私は「沈黙」を常に意識

マネジメントする立場上、メンバーとのコミュニケーションにて、つい「自分だったらこうするかな!」や「こんな案も思いついた!」などと、メンバーの話を遮って意見を伝えてしまう時があります。

メンバーからすれば途中で上司から色々と言われたら、萎縮したりバイアスで流されてしまい、本来伝えたかったメンバーの声が届かない結果になってしまうかもしれません。このようなことが続くことで、メンバーの主体性や積極性が低下するなど、上司依存が増すということになりかねません。

だからこそ私の場合「相手の話を聞く」ために「沈黙」するということを意識しています。もちろん、ただ沈黙しているわけではなくて、相手の目をみて、あいづちをしたり、表情をつくったりするなどの言葉ではない部分で聞く姿勢をとっています。

以前学習日記で書いた「相手を理解する」部分も、相手との波長を合わせる上で重要な観点だと思いますので、興味があれば是非!

以上。「ペーシング」でした。

先日、息子とゲームセンターに行った際の1枚。
UFOキャッチャーを初体験。こんなの取れないからやりたくない!と伝えたのですが、可愛いピノキオが取れるかも?という誘惑に息子は意気揚々としていたので、1回だけ試しに体験をさせました。
結果は取れませんでした・・・・他のお客さんも取れていない様子をみて、もうやらない!とご立腹。とはいえ、子どもには頭ごなしに伝えるよりも、何事も経験することで納得することもあるなと、反省したパパでした。

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