見出し画像

息子に書いたラブレター。

あなたが大好き。
素直で
やかましくて
とりあえず優等生で
お人好しで
ちょっとしつこくて
気まぐれで
お調子者で
愛情深い。

寝顔がとことん尊くて
目覚めた瞬間から元気いっぱい。

あなたを叱り過ぎたり、こちらのイライラで優しくしてあげられないときもある。
でもそんなときは一旦気持ちを落ち着かせてからハグをする。
ふたりで一緒に深呼吸して、私から先に謝る。
それが正しい子育てなのかどうかは分からないし、不正解だったとしても。
そうやって、あなたの小さな心に歩み寄る。

そこから、どうして私があなたを叱ったのか、もしくは今のママの気持ちがどんなかを正直に話す。
その時のあなたはいつも。
ぎゅうっと私にしがみついて。
そしてじっと話を聞いてくれるね。

僕からもごめんなさい。
ママが先に謝るのはずるいよ。
僕、馬鹿なことしちゃうけどママをいつだって愛してる。
いい子でいたいんだけど、すぐに忘れちゃうんだ。だって楽しくて体が勝手に動いちゃう。
ママの気持ちもちゃんと分かったよ。
ママも僕も、今から優しくなろう。
だからもう少しハグしていよう。

そうやって仲直りをする。

翌日には、あれ?これデジャヴ?みたいに同じこと繰り返すんだけどね。
私はあなたに甘すぎるのかな。
それとも。
あなたがママに優しすぎるのかな。

何回言ったら分かるの?
何回叱っても無意味なの?
どうして私はすぐにイライラしちゃうんだろう。
うなだれてしまうことも少なくない。

だけど。
だけれど。

毎日本当にあなたが可愛いくてたまらない。
輝くように成長していくあなたが眩しくて、思わず私は目を細めてしまうんだ。

あなたも私も
強いようで弱い。
弱いようで強い。
だから共に生きよう。
大丈夫、大丈夫。

私はあなたの味方。
あなたの素晴らしさをいつだって肯定できる。

愛してるよ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?