書道をカラーアートに(文字が好きになるかも)
下手な字でも、読める
私は子供の頃、字を書くのが下手でした。
先生によく言われたものです、「もっと丁寧に書きなさい」ってね。
昭和生まれです。あれから何十年。
いまではスマホやパソコンを使うことが多くなり、下手どころか書けなく(思いだせなく)なったりしています。
でも最近思うんです。文字は面白いって。
あまり上手な文字でなくても、人は読めますよね。
子供の頃に注意はされたけど、先生には読めたってことでしょ。
適当に書いてみました。ほんとに適当に。
パソコンのフォントにある活字は当然ですが、下手でもまぁ、読めますよね。(ちょっとはずかしいですが。)
書道でも行書体があるし。
活字でもいろいろなフォントがあるし。
手書きの文字の癖って、人それぞれ。
でも、それらが「読める」。
人の文字認識能力はすごいと思います。
書道をカラーアートに
私は[Color Pattern]と名付けた抽象的な絵を作っています。
そこで、書を抽象化してみました。
ついでに色もつけて。
なんて書いてあるか、わかりますか?
よくわからない、でしょうか。
下手な字に見えますか?
次はどうでしょう? 小さくしてみました。
さらに、これはどうでしょう。
もっと小さくしてみました。
分かってもらえましたでしょうか?
(ここでもう一度最初の大きな文字に戻ってもいいかも。)
こんなふうに上手・下手とかじゃなく文字を楽しむことができていたら、書道が好きになっていたかもしれません。
もし面白いと思っていただけたら、他にも色違いなどあります、
ぜひご覧ください(遠くから眺めると分かると思います)。
⇒ Color Pattern [TX-002]
⇒ Color Pattern [TX-008]
⇒ Color Pattern [TX-013]
⇒ Color Pattern (文字以外も含めた、マガジン)
いろいろな ”みかた” のおかげで
字は「上手が良いこと、下手は良くない事」、という価値観。
私も、そう思います。
でもそれだけでなく、「下手な字でも読めるってすごい」。
そう思ったことが、今回のことにつながりました。
いろんな見方(みかた)って、大切ですね。
そして、私の味方(みかた)になってくれた方々には感謝です。
<おまけ>
※タイトル画像はCopilotが作ってくれた背景(美術館風)に私の作品をはめ込み合成したものです。いつの日か、こんな風に展示されることを夢見て。
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