Dongreeと名付けたその日から
いつも考えてる
豊かな暮らしのこと
手しごとのこと
みんなのこと
何を伝えればいい?
誰と会えばいい?
何をすればいい?
いつも考えてる
Dongreeのことを
Dongreeは木の実の『どんぐり』から作ったオリジナルの造語。
そしてDongreeの考える「どんぐり」とは多様性と自由のシンボル。
20種以上の樹木の実の総称である、どんぐり、からヒントを得て、社会における多様性の再発見と、自から楽しむことで豊かな暮らしを築いていこう、というのがメッセージに込められています。
生き方いろいろ、同じように見えるものも全て違って楽しい。
そのメッセージの具体的な形が、手しごとを扱う実店舗や、お店とお客さんを巻き込んだイベント開催(※詳しくは別ノート『コーヒースタンドの店主が初めて開催したマーケットイベント。そこで起きた事と感じた可能性。』を参照ください)となってきました。
数多あるコーヒー店から、Dongreeで飲んでくれる人たち
数多ある器の中から、Dongreeで出会った器を買ってくれる人たち
数多ある人生の中で、Dongreeと共に過ごすことを選んでくれる人たち
数多ある出会いの中で、いまだ見ぬ未来の友人たち
全て光り輝くどんぐり
全てが希望の種
最近、自分自身も含めて、心からそう言える気がしてる。
たぶん最初は「木」に成ろうとしていた。でっかい木に。
でも今は木になんて成ろうと思わない。動き続けるどんぐりであろうと思う。
お店を続け、いろんな人たちが行き交う中で、次第に薄れていく「自分」のこと。
みんなの楽しいを、みんなの美味しいを、みんなの大事にしていることを考えて考えて、それを必死で伝えて生きているうちに、なんだかわからなくなってきた。
Dongreeって自分がしたいことだったっけ。
そもそも自分がしたいことってなんだろう?
『豊かな暮らし』がしたくて始めたはずだけど、いつの間にか自分以外の誰かの事ばかり考えてる。
それが、何一つ苦になってない。
そしてふと思う。
これって凄く幸せなことじゃないの?
誰かの事を伝えて、誰かに届けて、それを対価に生かされている。
つまり、「自分だけが満足」する状況は存在せず、つねに「誰かの満足」が優先されている状態。
ようやく、「お金のために働く」ことから抜け出せる気がしているのはただの思い込みだろうか。
この新たに生まれた気持ちが何を意味するのか。何を起こしていくのか。
これからもずっと考え続ける。
みんなのDongreeのことを。
みんな、いつもありがとう。
Dongree 柴崎友佑
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?