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事業を長く続けるためには、「〜の可能性を信じている」の「〜」を見つける。

数独協会の理事たちは「数独の可能性を信じている」という一心において苦楽をともにしてきたと思います。そういう意味では、仮想通貨の可能性を信じている起業家たちの気持ちも分かります。信念っていうけど、あんまり精神論じゃなくて、試行錯誤の上に生まれてるから思想に近いんじゃないかなと思います。

「所詮、数独なんでしょうー」「私たちは数独というコンテンツを利用したいだけなんですよ」そんな感情をぶつけられ、やりきれない思いをしたこともあります。対外折衝でうまくいったことも、ぐぬぬってなったときもあるけど、そういうとき「数独の可能性を理解してもらえるようになるには、私たちがより一層がんばらないとね」って後藤さんと話して、支え合ってた気がします。この数独を仮想通貨やVR、AIに変えても成り立つと思います。

大なり小なり、人類の営みは未来を創る作業だと思うので、未来を創ること自体がそんなに大仰なことだとは思っていないのですが、「未来を創る」というのは「可能性があるものを実現すること」なので、可能性を信じていないと実現しないのですよね。よくよく考えてみれば。だから、自分たちが何を信じているかが重要なのです。信じていれば、逆境の中でも、続けられるのではないかと。

もちろん、テクノロジー系に特に多そうだけれども、セカンドライフみたいに、事業テーマそのものが壮大な社会実験として失敗してしまうケースもあります。「可能性があると思っていたけれども、起業という社会実験の結果、やっぱりなかった」という結論もなくはありませんが、はじめるときは可能性ありきだと思います。そういう意味では、個人ではじめるフリーランスの方も、「自分の可能性を信じている」という思いを抱いているのだと思います。

うまくいかないとき、どうやって自分たちを奮い立たせるか、そのときの魔法のコトバみたいなものが、新しいことをする人には必要かもしれません。逆境の中でクソだって言ってもいいけど、「認めてもらえるように、もっと頑張ろう」という方が大人だし、建設的かもしれません。最初は色々あったけれども、最近は仲間になってくれる人も増えてきて嬉しい限りです。さらなる苦難があっても、仲間がいれば、もっと頑張れるのではないかと思っています。


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