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出産のタイミングという…罪?それは呪い?幸せな人生プラン?

はじめに…


25歳を越えた女性で
「出産のタイミング」
について、1度も考えたことない人が果たしているだろうか?
高齢出産のリスク、友達の近況、キャリアの目標、職場への迷惑、親の年齢、何よりもパートナーの有無。
色々な側面から、私たちの頭を悩ませる大きなテーマだと思います。

出産のタイミングについて、罪悪感(それは職場に対してであったり、パートナーに対してであったり、我が子であったり…色々)を抱くことになったらとても悲しい。
また、「キャリアのために、まだ出産ははやい!」とか「リスクがあるからはやく出産しないと!」とかの言葉は呪いにもなると思います。

全ての女性が、出産のタイミングを幸せな人生の選択肢として、選べるようになれたら良いな。
出産しないという選択も含めて。

この記事の目的について

出産を控えた今、私の妊娠のタイミングについて改めて考えてみようと思いノートを書きます。

目的は、冷静、客観的な分析…ではなく、ああこの人生で良かったと自己肯定感を上げるためです笑
このタイミングで妊娠したことを後悔無いなと心から言いたい、と思って書きます。

私の年表を…


2013年 23歳 出版会社入社 (法人営業)
2016年 26歳 退職
2017年 27歳 バックパッカー (海外放浪)
2018年 28歳 バックパッカー、教員採用試験受験勉強、フリーター
2019年 29歳 教員採用
2020年 30歳 結婚
2022年 32歳 妊娠 教員産休(育休)開始
未定。

第1子出産年齢の平均は30.7歳らしい。

里帰り出産のため田舎の病院に通っているので、私より少しばかり、歳下の妊婦さんたちが周りに多い気がしている。

今回はこんな私の人生軌跡の
①良かった点
②こうすれば良かったな〜反省点
③今後これを意識していこう!未来視点
をまとめていこうと思います。

①良かった点


・大学を23歳で卒業したこと
(浪人しなかったこと、大学院にいかなかったこと)
専門職につきたいわけでなかったけど、大学には行きたかったので余計なことせずストレートで好きなことを学んで、卒業できたことは良かった!

・憧れの業界で社会人経験を少しばかりして、はやめに辞めたこと
正直いって、新卒の会社にあまり良い思い出はないし、良いスキルを得ることは出来なかったけど「向いていないこと」が何かがよく分かった。
会社を3年は勤める!って何年か前はよく聞いたけど今はどうなんでしょうね?
私は3年半勤めて辞めたけど、もう少しはやく辞めても良かったかな?
ただ、海外放浪の資金が足りなかったー?
何にせよ、だらだら続けず辞めたことは本当に良かった。

ずっと夢だったバックパッカーで世界一周したこと
生産性があったのか?とか、なんの目的で?…とかそういう明確な問いには答えられないけど、私にとっては死ぬまでにやりたかったことなので、全く後悔してないです。
夢が叶って良かった!
期間も1年半くらいでちょうど良かったと思っている!

・資格を活かした専門職(高校教諭)に合格したこと
バックパッカーという名のただのニートを経験をして、仕事は専門職でないと自由に生きられないなと痛感した。
(看護師さん、美容師さんなどが旅をしていたので)
これからの人生を考えた時に、そういった資格を活かした専門職に就きたいなとぼんやり思うように。
新たに資格を取ろうかと悩んだけど、大学で取得した教員免許をつかって教諭になることを決めた。
営業職をして、売上などにモチベーションを持って、働くのは自分には向いていないと思ったのもある。
3年半教諭をして、まだまだまだまーだ未熟だが、経験としては良かったなと思いました。(辞めても非常勤講師などで働けそう。)
勉強頑張ったので、受かって教諭になれて良かったです。

・福利厚生がしっかりしている環境で妊娠できたこと
30歳直前で新たに働くことになった時、頭の中に次の職場は、産休や育休がしっかりとれるだろうか?と言う疑問が浮かんだ。
それもあって臨時教諭ではなく、正規で公立の学校に受かったことは本当に良かった。
(実は夫の仕事の都合で、育休後復帰が出来ないかもしれなくて、大変悩んでいるが、ひとまず申請してしまった…。もちろん復職を希望している。)

②こうすれば良かったな〜反省点


・新卒の会社選びでもっとキャリアを意識すべきだった。
本が好きだったから、出版業界!という安易な気持ちしかなかった。今後どう言う生き方をしたいかを意識したら、正社員にこだわらず編集者やライターなどもあったかもしれない。
営業として働く中で社会人として学ぶことはあったけど、仕事のスキルはあまり身につけることが出来なかったなと思っています。

・向いてない仕事ははやめに辞めるべきだった。
世界一周のためにお金を貯める必要があったけど、やはり時間は有限なので1、2年で辞めれば良かったなと思っている。
(転職先の面接などでは経験年数は影響するのかな?3年は働いてないとダメなやつって思われちゃうのかな?)

・国語教員としてのスキルを意識したら働き方をすべきだった。
勤務校は学業に熱心な生徒はほとんどおらず、生徒指導などで奮闘した3年半だった。(要は進学校の真逆!)
もちろん教諭として学ぶことは多かったが、今後自分のスキルとして活かすならもっと国語科目について熱心に教材研究すべきだったと思う。

③今後これを意識していこう!未来視点


・未来を意識して、今を生きる
これに尽きる気がします。①と②共に、人生について振り返った時に、良かったと思うことは未来に繋がったことで、もっとこうすれば…と思うことは未来に繋がらなかったことだと思った。
とはいえ、バックパッカーとしての経験はあまり未来に繋がってはいないので、全てが全て未来のため!ではつまらない人生になってしまうかな?とも思う。
今を大切にすることと、未来を大切にすることのバランスが難しいね。

・計画を立てる!
直感で生きてきたところが大いにあるので、計画を立てて見たいと思います。
特に家族が増え、個人の思いだけでは生きていけないと思うので、夫に理解して貰えるようきちんと話をしていきたいと思う。また子供の幸せもきちんと考えるのが親の義務だよね。

最後に…

今回の記事の目的は、人生の大きな選択である「出産」についてこのタイミングで良かった!と思えること、でした。
平均の出産年齢より高く、第1子を出産することになって、これで良かったのかな?とモヤモヤする気持ちがあったけれど、大学卒業から今日まで無駄な時間はそこまでなかったかなと思っています。
もちろん完璧では無いし、遠回りしたところもあるけれど。
結婚を挟んだ3年半の教員生活もやっぱり大切な時間だった!

出産のタイミングで悩んでる女性とたくさん考えをシェアし合えたら良いなと思っています。
またどんなタイミングであれ、少しの後悔はあると思います。
早すぎても、遅すぎても大変なことがあるし…。
ただ、それを罪や呪いだと考えずにすむように、人生を肯定したり、意見をシェアし合える機会があったら良いなーと書きながら強く思いました。

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