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自己矯正記22 「ルールもアップデートする」※自己矯正記4のアプデ版

とある介護事業所の責任者をしながら切実に連休が欲しいと願う男、ryuです。
自分ルールは簡単に変えず守っていきます。

以前は事例も含めて書きました。
今回は以前西野さんが話していたことを踏まえて書いていきます。

「ルールは目的から始まる」

ルールは必ず先に目的があって作られます。
コロナを広げないために自粛するルール。
他人に不快な思いをさせないためのルール。
仕事などを達成するためのルール。
ちなみにルールは日本語だと「規制、規則、決まり事」などを指します。

先日の西野さんの「映画鑑賞全国行脚」の話がわかりやすいかと思うので、こちらを例にお話しさせて戴きます。

まず西野さんなどが話していたルールとは
「コロナを広げない」ことを目的とした
「営業制限(自粛)」というルールです。

このように感染予防という目的を達成するために制限を呼びかけています。

西野さんはそのルールを守った上、かつ則した独自のルールを作って目的を理解しながら映画館に行っている。
話題になったのは「集客」を伴う形でルールを守るのは目的に反しているのではないか、という指摘でした。

確かに感染予防を目的としているのであれば人を集めるという行為は目的にそぐわない行為、とも思えます。

「ルールを守る意味」

大前提は「目的の達成」です。
もう一つは「そのルールが適切かどうか判断する」という試行錯誤です。
どんなに前例のあることでも必ずケースバイケースということがあり、ルールに対する見直しが必要。
だからまずは「ルールを守る」ということが大切になってくる。

その結果から「ルールを見直す必要があるかどうか」と検討や改善、正にアップデートが必要となります。

「アップデートの仕方」

実は大前提中の大前提がもう一つあります。
それは「集団のルールは個人で決めるべきではない」ということです。
個人経営のお店や他人に関係ないものなど一部は別ですが、基本的にルールは複数人〜全体で決めるべきです。

個人で勝手に決めたルールはどれほど他人のことを考えて作ったとしても「個人の価値観の押し付け」となります。
発議者が一人からだとしてもそれは他人というフィルターを通してから「総意」を以って決めねば本来ルールとして成り立ちません。

アップデートも同様。
他者との議論の末に改善を行うことが大切で、一人で考えて一人で決めてみんなをルールで縛るのは「独裁」となんら変わりがないと言えるでしょう。

「みんなが考えるもの」

西野さんの件で言えば、「集客を伴った映画鑑賞」自体なら、個人的には西野さんの言っていることが正しいかと考えます。
劇場の席が全て開放されているのは、それだけ入っても問題ないという判断のもとに決められたルール。
そこに個人のルールで「密になる」「こんな時はどうするんだ」など言い始めたら本当に何もできません。

しかしそれもまたルールをアップデートするために必要な意見です。
ルールを守りながら在り方を考えて不足している部分や不適切な部分に目を向けて、みんなでアップデートを図らねばいけません。

ぜひ生活する中でただの習慣化したルールがあるなら、近くにいる人と話して改善を試みてはいかがでしょうか。

ご拝読ありがとうございました。
気になる部分にはドンドン否定コメントください!

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