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Web3とは何か?[雑記メモ]

2017年末~2019年の暗号資産ちょこちょこ触り期を経て、2022年頃から再度Crypto周りのニュースを漁り出した私がずっと直面し続けることになる『Web3』という言葉。
ニュアンスは分かるけどなんとなくフワッと使っているという人は多いのではないでしょうか。どこか『AI』の抽象的乱用と似た雰囲気も散らつきます(昔読んだ本)。
そしてよくよく目をこらしていくと、人によって定義が違う!?笑(読み方も ‘ウェブスリー’ があれば ‘ウェブさんてんぜろ’ や ‘ウェブさん’ と呼ぶ人もいます。自由です。)
言葉は生き物なので人によって違いが出るのは必然と言えば必然なのですが、界隈に関心を持っている一人として、分からないなりに整理していきたいなという思いがあり書いています。

適宜(気まぐれに)、追記・編集等を行なっていきます。メモ程度の内容ですのでご承知おきください。

後半は突然雑になります。
(本当は後半部分もある程度仕上げてから公開したかったのですが、完成するまで待っていたら良いタイミングじゃなくなってしまう気がしたので、走り書き状態でとりあえず公開することにしました・・)



現時点での私の捉え方

Web3について私なりに重要キーワードを挙げるとすると、『テクノロジー』と『コミュニティ』な気がしています。


Point1:テクノロジー

ブロックチェーンやCyptoの世界はよく、Trustlessトラストレス(管理者や中央集権的な組織等を信頼する必要がない)やPermissionlessパミッションレス(管理者や中央集権的な組織等の許可を得る必要がない)と言われます。
ニュアンスは分かるものの、私は本質的には「Technology TrustによるTrustlessな世界」なのではないかと感じています。

信頼に足る、あるいは可能性を感じずにはいられないテクノロジーがあるからこそ、人が惹きつけられたりみんなが安心して使える。
ブロックチェーンもEtheriumに代表されるようなスマートコントラクトのプラットフォームも、結局テクノロジーによって信頼やセキュリティ、拡張性、スケーラビリティ等を築いているので、つくづくテクノロジーの世界だなと思います。


Point2:コミュニティ

もう1つ外せないのがコミュニティですね。
コミュニティ投票やコミュニティ主導の活動、さらにはDAOのようなより高度化された主体が盛り上がりを見せ、現在進行形で営まれています。(地理的にも単一勢力に依存しないという意味でも)利用実績や開発者が分散化されているかという観点も重要です。

今まで中央集権的管理の影響を受けていたり地理的に限定されていた「コミュニティ」という人の繋がりが、分散化された新しい領域に一気に展開され始めています。
また、オンラインコミュニティという意味ではインターネットが出現した頃からすでにありますが、Web3ではそこにトークンが密接に絡み合い、資産や報酬や決済や意思決定や表現やアイデンティティやID(証明)など、様々な拡張性やインセンティブが生まれていきます。

そういった「コミュニティ」の新しい形が模索されているという切り口でWeb3の動きを眺めると、また違った景色が見えてくる気がします。


トークン(暗号資産)そのものは目的ではない

資本主義でお金が重要な意味合いを持つ社会において、やはり「儲かる」というテーマは人を熱狂させます。
Web3、というか暗号資産の界隈も、やはりまだまだ金儲けと詐欺の世界という風に取り上げられる風潮は根強いと思います。ある程度致し方ない部分はあるし、人が入ってくる初めの一歩が金儲けであること自体は別にいいと思います。私もそうでしたし。
ただ、Web3のプロジェクトに対して「トークン価格が上がんねえぞ。お前ら何してんだ。」というコメントを見ると、ああ…とどうしても思ってしまいます。

Token Economyトークンエコノミーという言葉があります。トークンの仕組みを活用した経済圏という意味合いだそうですが、私はもう少し広げた「Token Ecosystemトークンエコシステム」という概念でWeb3の世界を捉えています。
色々なプロジェクトを調べて知っていくとよく分かるんですが、今発行されているトークンの中で、トークンそのものを成果物として目的にしたプロジェクトってそこまでないんですよね。
どちらかというと、実現したい価値や世界やシステムがあって、それをうまく回していくための潤滑油としてトークンを利用しているという捉え方が的確な気がします。

だから、‘儲けがすべて主義者’ が一定数いるのは仕方ないし、損したくないという気持ちはみんな同じなんだけど、トークンの『価格』だけに気を取られているのはサイコロの1面しか見えていなくて、つまり本当のWeb3のおもしろさを見逃しているようで、とてももったいない(もっと言えば愚かな)気がします。


「トークンよりもプロダクトの重視を」


Web3(ブロックチェーン・Crypto)の多面性

前述したようにWeb3を捉える文脈っていくつもあって、ある程度継続的にウォッチしないと、その多面性が見えてこないという注意点があると思います。
今のところ、私がザッと思いつくものだけでも以下があります。

  1. 従来的な権力や社会構造に対するアンチテーゼ、対抗勢力、パラレルワールド(セルフカストディ、ネットワークステートなど)

  2. 個人の権利保護や社会的ソリューション(開かれた決済システム、DID、プライバシー保護など)

  3. トークンエコノミー/エコシステム、新しいコミュニティやガバナンスの形

  4. 法定通貨建ての価格変動、投資・投機・ヘッジ資産

  5. 従来型金融の拡張・発展(RWAのトークナイズ、スマートコントラクトを利用した管理・運用など)


Web3の概念と ‘Web3的’ 技術は分けて考える

このXR・メタバースと突然一括りにされてわけわからん、ていう感覚わかるわ〜(6時間25分頃)


そもそもWeb1・Web2とは

〜編集中〜


世の中の色々な捉え方


これから分類

家入さん コミュニティ!
https://www.coindeskjapan.com/213603/


「Web3は本質的には、人間の選択肢が増えるっていうところが重要だと思っています。」2023年WebX 渡辺創太氏


大手VCパラダイム「仮想通貨は新たな惑星のようなもの」 投機需要も欠かせないと見る理由

 ↓開始30分くらいに大木さん設楽さんが話してる


45分頃~ ギャビンがWeb3はスノーデン語のインターネット、と語ったらしい。設楽さん


新たな居場所・生活圏としてのWeb3

Avacusファウンダーまつかぶさん


プライバシーや個人を守る仕組みとしてのWeb3

J・ドーシー氏 × E・スノーデン氏「インターネットを再び偉大なツールに」|Nostrasiaレポート



否定的見解

Play to Earn をガチャやパチンコと同類の情報弱者搾取ビジネスだとする批判。
私もどこまであれかまだ判別できないけど、この世界がマネーゲームや詐欺的手法と隣接していて紙一重である現状はとても分かる。


'24/04/20 最終更新

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