見出し画像

MRIと一週間心電図計

五島の話が終わってないけど、一旦こっちの話。

今回はMRIを撮りにきた。運動時の追い込み中に血圧が異様に上がっており、それが脳に悪さをしていないかどうか確認するためだ。そのついでに一週間録れるホルター心電図計もつけてもらうことになっている。

もうすっかり自宅〜女子医大の乗り継ぎコースにも慣れた。

今回はちょっと手筈がややこしく、先生から「ここ行ってMRI撮って、それからここ行ってホルター付けてもらって、受付は通さなくていいからあとで会計に行って云々・・・」と説明をされていた。

行き先をざっくりとメモ書きしていただいたのだが、その後受付横の検査説明室でMRIについて「MRIはここです、ちょっとわかりにくいですがこの建物で入り口はここで云々・・・」という説明を受けたため、先生のメモとその説明の記憶が混じってしまった。

だいぶ時間に余裕をもって到着し、メモを頼りに「ここだよな」というところに行ったが、そういう部屋がない。おかしいな。ちょっと聞いてみよう。ちょうど歩いてきた若い先生に聞いてみると「はいはい、えーっとその部屋はここじゃないですね」「えっ西のB1ってありますが」「ここは東なんです。お連れしますよ」「すみません・・・」

わざわざ外をとおってメインビルの方へ案内してくれて、そのビルの受付で聞けばわかるはずと。なんて親切な先生・・・

そこで聞いてみるとやはり思っていたところとは違った。おかしいなと思いつつ、部屋をノックすると技師の方がちょっと驚いた様子で「あっ末石さんですか。少々お待ちください・・・」しばらくして「1時頃にお見えになる、と聞いてたので、お待ちいただけますか」おかしいな、先生から12時半と言われて来たのに?

そしてしばらくして「あのう、MRIはもう済んでますか?」「えっ、ここで撮るんだと思って来たんですが」「いえ、ここはそのあとです。まずMRIを撮っていただく予定です」「えっ?アッ!」そうだった。先生にそう言われていたことを思い出した。

当然ながらもうMRIの予約時間は過ぎている。「では今からMRIのところにお連れします」「すみません・・・」そこから道を挟んでずいぶん離れている別棟まで、その技師の方はずっとつきそって、放射線受付でかくかくしかじかと事情を説明して、手筈を整えてくれた。なんて親切な技師さん・・・

ようやくMRI撮影室に通されたが、その間も(私のヘマで時間がずれてしまったにも関わらず)担当の方は嫌な顔ひとつせず案内してくれた。

MRIを撮るのは人生2回目だ。前回は30ウン年前、大腿骨骨頭部にできた腫瘍を撮影したとき。とにかくものすごい騒音だったことを覚えているので、ある程度覚悟はしてきた。しかも今回は腰ではなく頭を閉所に突っ込むからなおさらだ。

金属モノをぜんぶ外して入室し、台に横たわってパッドやバンド類で拘束される。市販の耳栓をくれた。すでにある程度機器の騒音が鳴っていたが、以前の印象よりずいぶん静かな気はした。

検査が始まると「ビーーーーーー」「ビー・ビー・ビー・ビー・ビー」「ビビビビビビビビビビ」というなかなかの騒音が響いて来たが、耳栓をしているのでそんなに気にならない。

というか、当日は朝一にWTRL DuathlonでToastしまくって疲れていたせいか、途中からだんだんうつらうつらし始め、そのうち気づいたら「はい、終わりでーす」いつの間にかオワットルという感じだった。撮影は20分程度だったらしい。

それから先ほど間違って先に行った検査室へ。いよいよ7日間用のホルターをつけてもらう。友人らにさんざん「それ私も付けましたが、痒いんですよね〜」と聞かされていた。なんでみんなそんなホルター経験者多いんだい?

いろいろ説明を受けて、左胸の割と大胸筋の真ん中よりに貼り付けられた。

周囲は防水フィルム

その技師の方も「私もこないだ付けましたが、痒いんですよ」あんたもかーい「どうしても我慢できなくなったら外して構いません」あっそうなの。ちょっと気が楽になった。シャワーを浴びたり、汗をかいたりしたらなるべく早く水気を切った方がいい、とのことだった。

以前の24時間記録のときもそうだったが、何か症状が出た、あるいは心拍が上がるようなことをしたらその都度このセンサーのスイッチをポチッと押して、その時刻と何があったかを用紙に記録していく。一週間経ったら自分で外してメール便で返送する手筈だ。

(今回の原因の)頻脈もしくは不整脈を再現するべく、なるべく追い込んでくださいと言われているので、さっそく翌朝の金曜ベースライドから最後のフリーで真面目に走った。

🍞🍞🍞

しかしこのところずっとそうだが、心拍は特になんともない。このまま症状がでないのもまたモヤモヤするのだが、それはそれで悪いことではない。

また、前回指摘されて提出した当日のログはこんな感じで

最初の数分間に心拍爆上がり

先生に送付したところ(私自身もそう思っていたが)「心拍がおかしなことになっているのに、パワーが落ちてないのがおかしい。センサーの誤作動ということもあるのでは」とのことだったがもはや検証のしようがない。

確かに冬の朝、電極が乾燥してると特に最初の10分ほど異常な数値を出すことがある。でもそれはそれで今回のような動きではなくもっとなだらかだ。

当日の感覚も尋ねられたが、こちらも既に記憶があいまいで、たしか心拍が変にバクバクしたような気がするのだが、そもそも4倍で踏みまくっていたので心拍は160付近と十分バクバクしてたわけで、これも決めてに欠ける・・・

いずれにせよまだまな板の上の鯛状態であることに変わりはない。MRIも含め、どういう診断が下っても、慌てず騒がず受け入れるのみだ。

今回もまた思ったのだが、総じて女子医大の皆さんは受付から検査技師の方から先生まで、ものすごく親切で人当たりが良くてびっくりしてしまう。そこらへんの街の医院だと、例えば今回みたいなポカをやったらもっとぞんざいな扱いをうけてもおかしくない。これは病院の方針としてかなりしっかり根付いているということではないかと想像する。

次の診察は少し先で、7月末頃である。また、その頃に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?