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その後の診断状況【予断禁止】

※扉画像は、今回の内容に直接は関係ありません

先日の「状況の変化」からの展開。

診断結果を聴きにまた仕事休んで女子医大へ。午前中だったが、梅雨前の晴れ間でなかなかに暑い道中だった。

今回は先生から直接診断結果を拝聴するので、総合受付のあと二階の循環器系エリアの受け付けへ。10時半の予約だったが、待ちまくりになるのは折り込み済み。1時間弱待ったが、中待合に入ってからはサクサク進んだ。

先生は「トライアスリートのあの人ね」という感じで和やか+興味深げに接してくれた。ありがたいことだ。最初の病院の先生ではこういう雰囲気は無かったものなぁ。

主にエルゴバイク検査の結果を元にいろいろ話を聞いた。

  • オールアウト時のパワーは329W(5.2倍)※前回の309Wは聞き間違いだった模様

  • VO2maxは60.8ml/kg/min.(!)

  • AT心拍は157bpm

  • オールアウト時の血圧が高いのが気になる

  • 終わったあと不整脈が一発だけ出てる

パワーについては先生曰く「凄いですね、、、T選手ほどじゃないけど(笑)」。当たり前です!T選手はアマチュアトップクラスに君臨し続けている人だもの(もう、誰かわかりますよね?本人がXに公表してるらしいから、いいよね?)。

VO2maxの数値には自分でもビックリした。こないだの東京マラソンの結果からは56〜7と思っていたので、嬉しい誤算だ。しかし逆に、この数字なら3時間一桁行ってないとダメじゃん?となってしまう・・・

AT心拍は同様に東京マラソンの時の感覚からして納得だが、こうやって呼気検査で正確な値が分かったのは今後の練習に役に立つ貴重な情報だ。ただ、有酸素限界でここまで上げないといけないのはキツイな・・・。

オールアウト時の血圧については、運動中に上がるのは普通なんだけど、それにしてもちょっとヤバイ上がり方をしているとのこと。これは気になる。まぁ、自分はロングトラ屋だから試合で心拍バリバリに追い込む必要はないんだけど。

不整脈については、この検査時に出ていたのは良くあることなので気にしなくて良かったのだが、そもそも今回受診に至った当初の不整脈(頻脈)が気になるとのこと。「心房細動とかだったら不味いんですよ」ですよね・・・

「ログを見たいんですが、出せますか?」あっ確かにそうだ・・・慌ててSTRAVAをグリグリしたが、Zwiftのログは山のように入ってて、その場で検索するのは無理だった。「この日だった」というのをピンポイントで覚えてたら出せたのだが。

ログは別途お見せするとして、次回は上記の血圧が原因で血栓が飛んだりして脳に悪影響を及ぼしてないかを精査するため、頭のMRIを撮ることになった。それで余計なものが見つからないことを祈るばかり。

さらに、運動中の不整脈の再現を目指して「一週間のホルター心電図」を採ることになった。「お風呂もシャワーも浴びていいので、全開で練習してください」は、はい・・・(ヤベェ)

これでも再現できなかったらどうしようもないというか、結局ハードに練習しても問題ないやん、ということになるのかも知れないが、いずれにせよ(先生は「練習はしても良いですよ」とは言うものの)予断はまだまだ許されないという印象だ。

ただ、嬉しいのはやはり先生が私を「アスリート扱い」してくれることだ。検査の予約をするときも「早くしないとシーズン始まっちゃうでしょ?」「いえ、今年はもう休むことに決めてます」「あっ、そうですか」と言う感じだし。

嫁さんは「アンタまさか復帰すんの?バイク・ランはともかく、スイムでなんかあったら死んでまうがな。先生にそれどうなんか聞いてきて」ということで聞いてみたが、当然のことながら先生は「スイムは、何もなくても死ぬ人は死にます。医者はどうしようもありません。ご自身で判断してください」そりゃそうだ。

そんなこんなで、当分「まな板の上の」状態は続く。けど、自分としてはこの状況は決してネガティブではなく「TOも経験するきっかけ」と「しっかり休んで身体を調べる機会」をトラの神様が与えてくれたものと思っている。

まだまだ・・・終わらんよ!

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