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世界一周の旅から9年経って

5.2.2019

meine fantastische Erinnerungen
わたしのすてきな記憶たち

ふと気がつくと、今日はわたしの9回目の「旅の日」なのであった。バックパックひとつで世界一周に出かけたのが、もう9年前とはね。たった50日間で5大陸11ヶ国もまわるなんて、いまのわたしにはきっとできないだろう。20歳のパワーは、とにかくすごかった。あのときは、まだスマホもなくて紙の地図を広げて街を歩いたんだっけ。あのとき、スペイン語しか話さないおじさんと意思疎通が取れていたのはなぜだろう。この街にいつか戻ってきたいと思ったのも(それがつまりベルリンである)、あのときだった。1日1日を思い返してみると、汗だくになるほどの暑さだとか、雪が積もった音のない風景だとか、本場なのにとんでもなくまずかったもの(もちろんおいしいものも)とか、出会ったひとたちの表情だとか、そういうものがまざまざと思い出される。五感いっぱいで感じてきた旅の記憶だもの、いつだってこうして思い出すことができるのだ。いつかしわしわのおばあさんになっても、きっとね。

memo:世界一周で訪れた街のなかでベルリンの次に住んでみたいと思ったのはバルセロナ(だって、ガウディと魚介)。でも、今はヘルシンキかな(ユリカモメとコクマルガラスに恋をした)。もちろん、ベルリンの次にね!

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