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Barでの自己紹介~こうべを垂れるジントニック~
こいつ、脳内に直接語り掛けてきた!
「初めてBarに行く時、何を頼めばいいか分からない。」
とりあえずジントニックを頼みましょう!
「この店ってどんなBarなのか知りたい。」
とりあえずジントニックを頼みましょう!
「マスターの力量でも測ってやるか。」
とりあえずジントニックを頼みましょう!
僕が、新しく見つけたBarで最初に頼むのは、ほぼジントニックである。その理由は色々あるが、だいたいの理由は、
「(すいません、僕ここの店来るの初めてです。でも何度かはBarを利用したことありますんで・・・。)ジントニックを。」
という情報を、マスターの脳内に直接語り掛けることが目的である。
ジントニックのメリット
最初にジントニックを頼むことにはいくつかのメリットがある。
・どのBarにも置いてある材料で作ることが出来る。
・どのバーテンダーもレシピを知っている。
・1杯目にちょうどいい軽さ。クセのなさ。
・その店の最安値であることが多い。
・そのBarの特色を知ることが出来る。 etc.
もちろんジントニックが嫌いなら、飲みたくないものを飲むより、自分の好きなものを頼むのが一番良いんだけどね。それが本来のBarの楽しみ方だから。
でも、特にこだわりがなければジントニックを頼んで見てほしい。
バランスって難しい
「ドライマティーニ、シェイクで。」とか「マッカラン18、ニートで。」とか言ってみたい。俺、酒の味知ってるんで!的なこと言えたらカッコイイ気がする。でも、時には謙虚さも必要だ。
手間のかかるカクテルを頼んで、バーテンダーに負担をかけることなく、かといってウイスキーのストレートをただ注ぐだけではバーテンダーとしてあまりモチベーションが上がらない。(ハイボールをビルドし続ける毎日でやめちゃったバーテンダーさんが居たなぁ・・・。)
ちょうどいい注文をするというバーテンダーへの配慮はなかなか難しいものだ。
ある程度のリテラシー
下の記事でも書いたが、最初に頼むと良いとされる飲み物はいろんなところで言われている。
バーテンダーもそれは分かっていて、だからこそ私はその情報に乗っかる。するとバーテンダーも、ある程度の情報を知っている方なのかな?と思ってくれる。多分・・・。
名刺交換
私は、名刺交換の意味でジントニックを注文する。
バーの顔となるジントニックを注文することで、バーテンダーは「ウチはこういうお店ですよ」という自己紹介をする機会を得る。
私は、ジントニックを頼むことで、私がどの程度の知識があって、どのような事をお店に求めて来たか伝えることが出来る。
Barに来る人は基本的に20歳以上であり、多くが社会人である。
初めてあった人には挨拶をし、自己紹介をするのはごく普通ではないだろうか。
実際、情報を受け取れているのか、伝わっているかは正確には分からない。
でも、語らない沈黙部分にBarの楽しさがあったりする。
語るは野暮なのだ。(ということをnoteに語る日々である。)
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