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無職の辛さ≠お金の心配

勘違いされていたのかなぁと思ったのと、
現実問題もちろんお金もなんだけれども、
それ以上に「キャリアが築けていない自分」をさまざまと見せつけられるな、
ということかな。

私は学生時代の就活もうまくいかず、
同時にその時にリーマンショックに遭い、
就いた仕事でもパワハラに遭遇する、
合う会社も4年で日本撤退が決定、
ワーホリ後に就いた仕事も一年で退職、
上京して就いた仕事でキャリアを折られる、
職業訓練を受けながらキャリアアップ目指していたらコロナ。
こんな感じ。
「雇われる」という働き方に対して、疲れが出てきたのかもしれない。

同時に、就職セミナーを受けたり、貧困に関する記事を読んだりして、
意外と自分のような人が多いことも知り、
そして、私と同じような立場の人と、そのような経験をしていない人の
間の溝があまりにも大きすぎるのかなと思う。

人事や採用担当は、やはりある程度会社文化を理解している人、
ある程度その企業で経験を積んだ人が担当している印象も受けるし、
ということであれば、やはり退職などを経験したことがない、
再就職に苦労したことがない人かな、という印象もあるし。
年功序列で自分が上、という立場の人の面接は、失礼な態度を平気で取る人が判断するのかとこっちが傷ついた経験も、多々。

市場価値は人から決められるものじゃないと自分でも割り切っているけれど、けれど書類で、そしてそこで文字化されているだけの経験で、
自分のことを判断されるのは、正直、辛い。

某・超大手企業に派遣されたことがあるけれど、
インターネット関連の仕事をしているのに、トップはインターネットのことがわからないと自分から朝礼でいうし、
そこのイントラネットのPDFは、簡単に直せるレベルをしていないだけで、全く役に立っていない資料だったこともある。
こんな人たちに評価されているのかと絶望する。
ちゃんと仕事できるようにと、検定を取ったりもしたけれど、
市場価値としては「安くてよく扱える非正規」でしかないんだなと、解った。

そう思うと、頑張る気も無くなってくる。

そもそも「市場価値」という言葉に振り回されすぎなのかもしれないし、
何を基準に評価されているのかと思うと、選ぶ方に対して、求職者側も評価していいと思うけれども、
そんなに私が役に立たないというのなら、
英語とピポットテーブルを使いこなせる人を派遣で雇おうという発想をやめてほしい。
だってそのスキルが必要なのに、「ない」から人を雇おうとしているんでしょ?


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