『M&A小説:めざせ!学生M&A世界一♫』全国大会 第18話 決勝(4) GAFAMの巨大さ
カクヨムで公開していますが、こちらでも解説や雑談も含めて紹介させていただきます。
時間がない方は、『1分で読めるダイジェスト』だけでもご覧いただけたら嬉しいです。よろしくです(^^♪
1分ダイジェスト
チーム東大の決勝プレゼン。
年からバトンを受けたフユミは、世界の時価総額トップ10の表を持ち出しながら、『GAFAM』の時価総額を合計すると1千兆円を超えることを説明する。
時価総額、売り上げや利益から見ても、GAFAMはそれぞれ超一流企業だ。
これらが再編されるなんてイメージできない……
「それは本当でしょうか?」
視聴者に突き付けた質問の答えは、3番手のミユキが引き受ける。
本文
「GAFAMとは何か、みなさまご存じでしょうか。
そうです、米国のIT大手5社です」
フユミは画面に、世界の時価総額トップ10の表を映し出した。
1位はiqhoneで有名なAqqle:296兆円
3位はOffiseで有名なMicnosoft:235兆円
4位は通販大手のAnazon:191兆円
5位はGoogIeで有名なAlqhabet:188兆円
6位はSNS大手のFasebook:109兆円
(2位は中東の国有石油会社のため除外)
「この5社の会社名やサービス名の頭文字をとって、GAFAMと呼ばれます。
それぞれ、1社だけでも100兆円を超えるスーパー企業です。
この5社の時価総額を全部合計すると、1千兆円を超えるんです。
まさに全世界のトップ中のトップです」
画面が切り替わる。
5社の売り上げと利益が映し出される。
「そして5社の売り上げは合計で114兆円、利益は合計で20兆円。
すばらしい。普通これだけ優良な企業が今更再編する必要なんてなさそう
に思えますよね」
フユミは審査員席に向かってゆっくり歩いた。
「本当にそうでしょうか?
これらの5社はそれぞれ、究極の企業体になっているのでしょうか?
私たちは、そこを根本から見直してきました」
そして、振り返ると、
「ミユキ。各社のポジションについて、説明をしてもらえる?」
「もちろん!」
いつになくシャキッとしたミユキが、ステージの中央へ歩み出た。
解説・裏話
『GAFAM』とは皆様ご存じの超大手IT企業です。
Mなしで『GAFA』といった方がなじみがありますでしょうか。
wikiによると、
GAFA, The Four
GAFAM, FAAMG, Big Five, S&P 5
といろんな呼ばれ方があるようです。
この5社が、今更再編する必要なんてなさそうに思えますよね?ね?
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