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まったりM&A現場閑話★買収を表す英単語選手権

M&Aにて株式や事業を取得する場合、よくAcquireを使います。
その語源を調べていくと……

いつから使われているか解説されているHPを見つけましたので、これをつかって、

『買収英単語選手権』

を開催します(^^♪

(1)Acquire

古フランス語の aquerre「獲得する」が起源。
16世紀から英語で使われている
最も古い由緒正しき言葉。

(2)Takeover

企業の意味での使用は1958年から。
引き継ぐという意味もあるようですが、OverにTake=がっつり買収するイメージ。
TOBも『Take over』 bidです。

(3)Buyout

不動産を購入(Buy)して住人を追い出す(Out)が語源。
なので、100%買い占めるという意味に近いです。
1961年に初めて起業買収で使われた。
使用例:Management Buyout (MBO)やLeveraged Buyout(LBO)、Buyout Fund

(4)Purchase

高価な商品を対価(主にお金)を払って購入する意味。
使用例:Share Purchase Agreement(SPA)、Purchase Price Allocation(PPA)、Asset Purchase(事業譲渡)やShare Purchase(株式譲渡)

(5)Transfer

対価が支払われるかは問わない使われ方をします。
Share Transfer(株式譲渡、または株式移転)、Business Transfer(事業譲渡)

(6)Exchange

Share exchange(株式交換)くらいかな。

以前、obtain share of ……と書いたら「M&Aではobtainはあまり使われません」と上司に指摘されたことがあります。
そりゃ確かにM&AのAはAcquisitionだもんなぁ💦

ちなみに、「彼女ができる」はObtain a girlfriend?
違うようです。Get a girlfriendなんですって。

……苦労せず恋人できるなんて羨ましい💦

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