![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96222683/rectangle_large_type_2_fa76c019d2edb58913020ddd9f13f03d.png?width=800)
まったりM&A現場閑話★スイングバイIPOの続き
前回、スタートアップが大企業に買収してもらいその力を活用して成長し、成長後はIPOするという新しいモデルを『スイングバイIPO』ということを説明しました。
スイングバイとは、宇宙船が惑星の側を通り過ぎることで加速する航行方法のことで、
(a) 惑星の重力を使って宇宙船の方向を変える際に、
(b) 宇宙船は惑星が公転する運動量を受け取り
(c) それによって加速することができる
でしたよね。
ここで、重要なお知らせがあります。
惑星のそばを通れば必ず加速できるのか?
というと、実はそうでもないんですね。
実は、
(a)宇宙船の向かう方向と、(b)の惑星公転方向とが逆向きの場合……
宇宙船は減速してしまうのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1674474412360-AihtYu5kMH.png?width=800)
これを減速スイングバイといいます。
では、スタートアップのスイングバイIPOの場合はどうなんでしょう?
そうです。
スタートアップの方向性と、大企業の方向性がある程度同じ方向を向いていない場合……
上手く加速しない、もしくは減速しちゃうなんてことも💦
素晴らしい手段と思われるスイングバイIPO、何よりも大事なのは事業や成長の方向性だということです。
ちなみに……
私も日常スイングバイを多用
します。
ナイスバディの素敵な女性とすれ違うとき、
(a) 女性のおっぱい(重力)に吸い寄せられ、
(b) すれ違った女性が気になり、後をついつい振り返り減速……
『完全に減速スイングバイやないかい』
……はい、すみません、自重します💦
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?