ワイン好きに捧げるレシピ#2023番外編《Food Loverがオススメする名店シリーズVol.1》
ワイン好きに捧げるレシピ番外編では、これまで仕事に関連する内容のみ投稿をしておりましたが、今後は少し趣向を変えた内容も発信していきたいと考えております!
話は変わり、私は普段自宅に引きこもってパソコンをカタカタしたり、料理を作ったりしていますが、気分転換と勉強を兼ねて美味しいお店巡りをすることがライフワークとなっています。
今後の番外編の発信について
Instagram&Twitterでは常々発信をしてきましたが、今後は飲食店の応援を兼ねnoteでも実際に訪れて本当に美味しい!と感動したお店をご紹介させていただきたく存じます。
ぜひ、皆さんのお店選びの一助になりますと幸いです!
一番星(東京都/大森)
このnoteでお知り合いになったマグロのスペシャリスト一番星さんが、先日東京都大田区大森にお店をオープンされたことを聞き、早速お伺いさせていただきました。
これまで一番星さんのマグロは何度か注文させていただいておりますが、全くと言ってよい程臭みがなく本当に美味です。
▼過去レシピはこちら▼
大森の実店舗では、その日最も良い状態のマグロを刺身と丼でいただけちゃいます!
今回は宮城県塩釜産メバチマグロと千葉県鴨川産キハダマグロは刺身で、山口県萩産と韓国産の本マグロは丼で楽しませていただきました。
1品目 - キハダマグロ&メバチマグロの刺身 -
同じマグロでありながら味わいは全く異なり、メバチマグロは繊細でやわらかな脂とほのかにナッティな芳香を持ち、キハダマグロはもっちりとした食感と優しい甘味が感じられます。
キハダマグロの美味しさに衝撃を受け興奮気味に一番星さんにお伝えしたところ、それならこれも試してみて!とフリーマントル沖で獲れた熟成キハダを一切れいただきました。
個人的に、この日の優勝マグロはこちらの熟成キハダでした!
2品目 - 本マグロ丼 -
お次は、2種類の本マグロを食べ比べできる贅沢な丼!
山口県萩産は大トロだけあり、脂がとっても濃厚。
一方、韓国産は中トロでしたが脂はきめ細かく非常に繊細で、それぞれの魅力を堪能させていただきました。
口中の熱で脂は自然にじんわり溶けていき、身を咀嚼するたび舌に上品な甘味と濃厚な旨味が絡みつきます。
一番星さん曰く、これ程まで臭みがなく特に強く旨味を強く感じられる理由は徹底した血抜きと脱水にあるとのこと。
そして、そこからさらに半熟成させることで、本来は反比例の関係にあるイノシン酸とグルタミン酸の両方を豊富に蓄えた最高のマグロが完成するのだそう。
箸休めに、本マグロから作られた贅沢な自家製ツナマヨを。
一般的なツナマヨとは一線を画す、極上のおつまみです!
おまけのワイン - Pagos del Rey 409 Tinto -
スペインのカスティーリャ・イ・レオン地方の若木と古木のティンタ・デル・パイス(テンプラニーリョ)をフレンチオークで409日間熟成し、造られる華やかな赤ワインを合わせました。
マグロの鉄分・醤油の芳醇な風味と、古木由来の凝縮した果実味とやわらかなタンニンが非常によく合います。
3品目 - とある日のミナミマグロ丼 -
ここからは、別日に伺った際のメニューをご紹介いたします。
まずは、ニュージーランド沖で獲れたミナミマグロの赤身と中トロの中間部位を使用したマグロ丼!
これがまた濃厚で、赤身側はねっとりとした口当たり&中トロ側はジューシーで甘やかな脂が口いっぱいに広がります。
4品目 - とある日のねぎとろ丼 -
こちらも3品目のミナミマグロ丼と同日にいただきました。
本マグロの中落ち部分の身を使用しているそうで、自家製ツナマヨ同様、ほかとは一線を画す味わい・・・。
ちなみに、ねぎとろの語源は『骨の周りからマグロの身を削り取る=ねぎ取る』から来ているそうです。
どちらにもそれぞれ異なる美味しさがあり、複数人で伺うと必ず好きなマグロが分かれてしまうほど!
マグロの概念を壊してくれる素晴らしい名店です。
店舗情報
店名 : 一番星
住所 : 東京都大田区大森北6丁目26−16
電話番号: 03-3763-6257
最後までご覧いただき有難うございます!
◆ワインビストロ路地裏では、noteでご紹介したメニューのほか未公開メニューもございますので、横浜にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。
◆姉妹店のワインカーヴ レイズでは、常時10種類以上のグラスワインや100本以上のボトルワインをご用意しております。
◇instagram & Twitterでは、実際にnoteレシピとペアリングいたしましたワインと気まぐれに着物について発信中です♪
美味しい料理とワインに囲まれ、皆様の暮らしが彩り豊かなものとなりますように。
記事をご覧くださり有難うございます(^^♪ サポートいただきました資金は、すべてペアリング研究費・レシピ開発費に充当いたします。 1人でも多くのワイン好きにレシピを捧げさせていただきますので、今後とも宜しくお願いします!