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数奇な運命 「GLASS EYE」感想
ジャンププラスの2021年3月期JUMP新世界漫画賞「GLASS EYE」を読みましたので、感想を書かせて頂きます。
こちらの作品を読もうと思った理由は、漫画賞作品だったからです。
バトル漫画、特殊能力系、また特にマフィア系が好きな人は読んでみても良いかもです。
あらすじです。ネタバレありです。
主人公は瑠璃の瞳(Glass eye)を持つ女性、エミで、その特殊な右目で人と目を合わせると、頭の中を覗けるという能力を持っています。その特殊能力ゆえに、夜の世界ではスパイとして恐れられています。今宵もエミはその能力を活かし、活動をしていたところ、マフィア テルファミリーのヒューと出会います。
ヒューはエミの力を借りる代わりにお金を払う約束をし、任務に励んでいきますが、狙っていた最後の獲物がいる場所へ辿り着いた時、ファミリーのボスが既に獲物を片付けていました。
ボスはエミを始末するように命じますが、果たして…?!
ここから感想です。
結構面白いと思いました。
特殊能力自体に新奇性はありませんが、特殊な目に焦点を当てて夜の世界を舞台にしているのは良いアイデアで、上手くハマったと思います。
絵もどこか懐かしいタッチで、雑なように見えますが、このタッチの漫画は確かにジャンルとしては存在すると思います。リボーンやハンターハンターの雰囲気も感じます。
展開自体はベタですが、連載としての広がりを十分に感じさせてくれます。主人公の詳しい過去、眼の能力の背景、他の能力保有者、他のマフィアなどいかようにも奥行きが出せそうです。
唯一、ヒューの戦闘能力が規格外なので、この辺りのパワーバランス、論理をどう構築するか気になります。
漫画賞に選べれているだけあり、面白かったと思います。
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