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プロジェクト進捗報告

こんにちは、どるちぇです。
多分更新のたびに自称がいろいろ変わっていると思います。気にしないでください。

前回の更新からずいぶん時間がたってしまいました。身の上にいろいろあり、うれしいことも大変なこともありました。またそこらへんも記事にしていこうと思います。

SGP育成塾

先週日曜を持ちまして3か月間参加していた「SGP育成塾」が終了しました!石川さん、小口さん、そして同期の皆さん、お疲れさまでした&ありがとうございました!!
参加したすべての人にとって実りのある3か月間だったと思います!この3か月間だけでも、ウクライナ支援の事業が実を結んだり、各々が所属する企業(日本の誇りの企業ばかり!)を内から大きな予算をもって変えていく動きが始まったりと、ダイナミズムを感じました!そして参加者の皆さんに敬意と感謝しかないです。。


非常に楽しく厳しかった3か月間だったと思います!
楽しかったというのは、同じ社会課題を変えてやるという意思を持つ様々なチャンネルの方々と課題解決の在り方・やり方を模索できたこと。
厳しかったというのは、自分のマインドの未熟さやプロジェクトの未完成さに実直に向き合ったことです。

このあたりのことは整理してまたまとめたいと思います~
とにもかくにも参加できてよかったです!!支援してくださった皆様改めて心から感謝申し上げます。


プロジェクト進捗報告

さて、肝心なプロジェクトの進捗について共有できればなと思います。
前回どこまで共有したか覚えていませんが、自分の中の整理のためにも、時系列で共有していきます。

長期で発電機を設置することの難しさ

私の当初の計画は、転落事故で困っている農村地帯に、転落防止ライト+マイクロ水力発電機を常設しよう!というものでした。
これの実現にあたって、まずはどのような行政手続きや許可が必要なのか、どのような企業が協力してくれるのかを調べ、方々にコンタクトを重ねました。

そして、実際に同じような用途目的で使用できる発電機を製作している企業の方とお話をする機会をいただきました。

その方曰く、

  • 行政手続きや利権が複雑で非常に時間がかかる

  • 企業でもそこに苦労しており、実証実験が数件ある程度なのが現状

というお話を聞きました。企業が人材や機材に積極的な投資を行ってもこのような現状がある。そこに学生の私が無知で飛び込んで、企業の何倍もの時間をかけて事業を実現させる。これは、事業への投資と社会・環境へのポジティブインパクトは釣り合っているのか、もっと短期的にインパクトを与える必要があると感じました。

企業の方からは「ワークショップをやってみたら?」というお話をいただきました。たしかに、1日程度のワークショップなら複雑な行政手続きもいらないし、環境教育につながる。一理あるなと思い、ワークショップを行う方向性で事業を見直しました。

本当に届けるべき相手はだれか

ワークショップは確かに簡潔で実現可能性が高そう。
これならやることが明確だし、動きやすい。

しかし、そこで立ち止まって、このワークショップが成功した先で社会の何が変わるのか考えました。確かに、ワークショップに地域住民や若い世代に環境問題や小水力発電の魅力を伝えることは長期的には必要な環境教育です。

しかし、それで小水力発電が増えるかといわれると、そんなイメージは私には描けませんでした。なぜなら、小水力発電の導入を行う主体は地域住民ではないから。

電力は国の、地域のインフラです。であれば、発電の導入を進めるのも国であり、自治体です。実際ほぼすべての小水力発電は自治体が予算を出して導入を進めています。
であれば、私が働きかけるべきは自治体でしょう。まずは自治体に小水力発電を使う体験、ひいては成功体験をもたせ、そこから導入への次のステップが始まるのだと思います。

京都の夏祭りに小水力発電を

そこで私が考案したのは、京都の川沿いで行われる夏祭りを、小水力発電で生み出すライトアップで彩ってやろうというものです。
京都は河川に恵まれ、川の恵みにちなんだ祭りが多く行われています。多くの祭りが、川の恵みに感謝しよう。美しい川を未来につなごう。という共通の目的・意思があります。
そのような祭りでは、屋台やライトアップ・オブジェクト展示のための電力が必要です。私たちは、その恵みである川からきれいな電力をうみだし、祭りに必要なエネルギーも持続可能にしようじゃないかと呼びかけます。
祭りの意思との親和性も高く、環境に配慮した取り組みとして自治体としてのアピールにもなります。
加えて、入口を「環境問題」という堅いテーマではなく、「夏祭り」にすることによって、みんなにもカジュアルな形で水力発電に触れる体験を提供できます。

このような思い・考えを水力発電機企業に持ち掛けたところ、「ぜひやりましょう!」と積極的なお言葉をいただき、現在協力して準備を進めています。(いろいろとフィードバックや協力をいただき、感謝しかありません)

実際にどの祭りで実現できるのかはまだこれからの段階ですが、わたしの目標の実現に向けて着々を歩んでいることをここに報告しておきます。
また引き続き報告していきます!


以上です。
堅い文体が書き疲れてしまうので、今後はもっとカジュアルに書けたらな~なんて思います。

それでは


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