翻訳書、読んでみよう!『びんの悪魔』
中高生におすすめの本を紹介する「翻訳書、読んでみよう!」。今回の執筆者は「AT」です。
『びんの悪魔』
R・L・スティーヴンソン作/よしだみどり訳/福音館書店
『宝島』『ジキル博士とハイド氏』などで知られるイギリスの作家スティーヴンソンが書いた、ぞくっとする物語。ケアウエという貧しい船乗りが、あるとき航海先で、見知らぬ男におかしな取引を持ちかけられる。この世にふたつとない貴重な小びんをたったの50ドルで買ってほしい、というのだ。その小びんには小鬼が入っていて、びんを買うと、小鬼が持ち主の言いなりになって望みをなんでもかなえるという。ただし、この小びん、他にもちょっと恐ろしい条件があって……。はたしてケアウエは小びんを買うのか。あなたならどうする? (AT)
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