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エッセイ

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2015年4月の記事一覧

12. 死を自覚する

「死」というのは「生」があっての観念だ。
「死」と「生」は表裏である。
つまり「死」を自覚しなければ、自覚的な「生」を生きることはできない。

なんてことを言われて、

「自覚的な死」を意識して、
「自覚的な生」を生きてみようと思うのだけど、
死の自覚というのが、はたして本当にできるのかどうか?

この「身体」が、感知し伝わる感覚、
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚、自覚できない何かしらの感覚まで含め

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11. それぞれの大切なこと

ああ、そうか、そういうことだったんだね。

大切な人を守るために自分が犠牲になってもいい
どれだけでも、なんどでも、いつまでも、、、(ほむら)

そうじゃない

すべての人の幸せのため世界ごと守りたい(まどか)

でも、でも、

守るためには犠牲も必要なんだ(キュウべえ)

なんて言われても、、、

そんな世界はいやだ、ワタシは総てを守りたい(まどか)

たとえワタシがこの世から消えても、、
  

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10. 奇跡で結晶している異常な「私」

生きているのが当たり前、、、というより、
生きている前提で感覚して、思考している世界では、
というより、感覚があり、思考するのは
生きているから、という「私」にとっては、
そも、生きているのが異常とか偶然とか奇跡とか、
筋書きのない物語を進行しているとか、
本のページをめくるようなもの、、、
なんてメタファを思いつかない。
だって当たり前を生きているんだもの、
物語の主人公なんて発想さえないんだか

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9.めんどうなヤツ

周囲からすればワタシはとってもめんどうなヤツ
きっと相当めんどうなヤツ
人々のどうでもいいことと、ワタシのどうでもいいことがズレている
世間にとっちゃどうでもいいこと、、、
いや、どうでもいいこと以前のことに、ついムキになってしまう
ワタシにとっちゃぁ、どうでもいいことじゃない
だって、はっきりさせなきゃ、解らないままだろ?
生きている人間には絶対にはっきりさせられないことさえ、
あれやこれや考え

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