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大量の力士シールが事件解決の手がかり⁉「万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ」

こんにちは☆読書子です。
今日から9月ですね。
毎日暑いので少しは涼しくなるといいのですが・・

さて、本日紹介する本はこちら。
松岡圭祐さん作「万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ」です。

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引用:Amazon

映画や漫画化もされているので知っている方も多いのではないでしょうか?
私も漫画で読んだことあります!

キャッチフレーズは「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ」
1冊読んでみましたが、確かに誰も死なないミステリーでした。

ちなみに「特等添乗員αの難事件」シリーズとも絡んでくるので、合わせて読むとより面白いですよ。

では、簡単にあらすじを紹介しますね。

『東京都内各所の電柱やガードレールに貼られた大量の力士シール。
週刊角川編集部の記者・小笠原は編集長から「力士シールの謎を解明しろ」と命じられ、万能鑑定士Qを訪ね凛田莉子と出会う。

莉子の優れた知識や観察眼により調査は順調に進んでいくが、今度は偽札事件が発生し、日本経済は大混乱に陥る。

莉子は偽札事件を解決するべく奔走し、故郷の沖縄で重要な手がかりを入手

日本経済を大混乱に陥れた犯人は誰か?
大量の力士シールとの関連は・・?』

最初は力士シールの謎を追っていたのに、偽札事件のせいでそれどころじゃなくなりました。

「むしろ偽札事件どうなるの?」と気になってしまい、途中から力士シールのことなんて頭になかったです。

ただ、最後まで読むと「そうだったの⁉」と驚きの連続。
力士シールが偽札事件に関係があったなんて想像もつかなかった。

ミステリー小説を何冊も読んでいると、「もしかしてこの人犯人かな?」
「次はこういう展開になるんじゃないかな?」とある程度分かってしまうのですが、今回は予想できなかったな~。

最後まで楽しめるミステリーでした。
また、お札や国など、さまざまなトリビアも出てくるので勉強になりましたよ

他にも、主人公の凛田莉子が鑑定士になるまでの話も書かれていて「こういう人だったんだ、意外だな」と感じる部分がたくさんありました。

小笠原さんの性格も素敵でしたね~。
空回りすることが多いですが、一生懸命な姿は好感が持てました。

1巻を読んでみて面白かったので、万能鑑定士Qの事件簿シリーズ読破しようと思います。

みなさんも読んでみてくださいね♪
予想外の結末にあっ!と驚きますよ。


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