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刑事とホテルマンの名コンビ誕生⁉「マスカレード・ホテル」

こんにちは、読書子です。
12月に入りましたね。
今年も残すところあと1か月!
元気に年越しを迎えたいものです。

さて、本日紹介する本はこちら。
東野圭吾さん作「マスカレード・ホテル」です。

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引用:Amazon

2019年に映画化されたので、知っている方も多いのではないでしょうか。
私も映画を観て原作に興味をもちました。

ちなみに今年の秋には続編の「マスカレード・ナイト」も公開されましたね。
今度は「マスカレード・ナイト」の原作も読んでみたいと思ってます。

では、簡単にあらすじを紹介します。

『東京都内で起きた不可解な連続殺人事件。
現場に残されていたメッセージを解読すると、次の犯行現場は超一流ホテル「コルテシア東京」と判明した。

次の殺人を食い止めるべく、警察はホテルへの潜入捜査を開始。
エリート刑事の新田浩介はフロントクラークへ配置される。
また、新田の教育係に任命されたのは、若くて優秀なフロントクラークの山岸尚美

ホテルには視覚障がい者の婦人、ストーカーに追われる女性、新田に言いがかかりをつけてくる男性など、様々な客が訪れる。

新田と尚美は衝突しながらも、徐々に事件の真相へ近づいていく・・』

新田も尚美も自分の仕事にプライドを持っているので、最初はぶつかってばかり。
ただ、色々なお客様との出来事を通して、少しずつ2人は歩み寄っていきます。

尚美の一言が事件解決のヒントになっていたり、お客様との出来事が伏線になっていたり。
あらゆるところに事件を解くカギが散りばめられているので、どのページも目が離せません。

私は推理しながら読んでいましたが、最後まで犯人が分からずドキドキしました。
なので、犯人が分かった時は驚きましたね。
最後まで楽しめる作品でした。

また、尚美の仕事ぶりもカッコイイです。

ホテルを訪れるお客様の中には無理難題を言ってくる方もいますが、彼女はスマートに対応してしまいます。
これがプロの対応か~と終始感心してました。

もちろん、新田も負けてはいません。
少しのヒントでトリックを見破ったり、犯人のアリバイを崩したりするので頭の切れる男だなとこちらも感心しましたよ。

果たして、2人は次の犯行を止められるのか?
連続殺人事件の犯人は?

気になる結末はご自身の目で確かめてくださいね☆









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