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本嫌いな少女が物語の世界を大冒険⁉「この本を盗む者は」

こんにちは☆読書子です。
コロナで外出できないので、毎日お家で本を読み漁ってます♪

では、本日紹介する本はこちら。
深緑野分さん作「この本を盗む者は」です。

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引用:Amazon

ご存じの方もいると思いますが、2021年本屋大賞ノミネート作品なんです。私もタイトルに惹かれて手に取りました。

「本を盗んだらどうなるの?」って気になります。
では、簡単にあらすじを紹介していきますね。

書物の蒐集家や評論家で有名な読長町(よむながまち)。
巨大な書庫「御倉館」の管理人を務める父を持つ深冬(みふゆ)は、本が嫌いな高校生だ。

ある日、御倉館の本が何者かに盗まれてしまう。
残された紙には「この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる」とメッセージが。

深冬が文字を読み上げると、たちまち本の呪いが発動し、町は物語の世界へ変貌していく。

本泥棒を捕まえないと元の世界に戻らない事実を知った深冬は突如現れた少女・真白(ましろ)と共にさまざまな本の世界を冒険する。

平凡な高校生が本の世界へ入り、冒険する姿は読んでいてとてもワクワクしました。
みなさんも一度は「好きな物語の世界に自分も入れたら」って想像したことありませんか?

この本はそんな「もしもの世界」を表現したようなストーリーでした。

中にはドキドキ・ハラハラするシーンもあり、ページをめくる手が止まらなかったです。

他にも、読長町の住民が本の登場人物になっていたり、時間が経つと深冬含め登場人物が狐になったり。

おかしくてクスっと笑ってしまう場面もありましたよ。
私も深冬と一緒に冒険したいなって思いました。

また、物語が進むにつれて、本泥棒の正体や本の呪いが何なのかなど。
謎がどんどん明らかになっていきます。

そして、冒険を通して本嫌いだった深冬にも心境の変化が・・

気になる続きはご自身の目で確かめてくださいね☆






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