激ヤバ【ランジャタイ 伊藤幸司の衝撃デビュー作!】
私はお笑いが好きで、芸人の本もよく読みます。
書店ではタレント本コーナーの半分近くがお笑い芸人のところもあり、最近は芸人が本を書くことが、以前よりも多くなりました。
今回はM-1グランプリ(漫才頂上決戦)での活躍をきっかけに、メディアへの露出が増えた、天上天下奇妙奇天烈コンビ「ランジャタイ」の伊藤幸司さんが書いた本をご紹介します。
お笑い好き、読書好き問わず読んでほしいです!
※↓↓↓がランジャタイです。左の全身真っ黒なのが、今回紹介する本の著者です。
〇著者
伊藤幸司(ランジャタイのツッコミ担当)
〇ジャンル
エッセイ
〇あらすじ
著者の半生を書き綴った自伝的エッセイ。
幼少期や家族のこと、ブレイクのきっかけになった「M-1グランプリ2020」や、ラストイヤーの「M-1グランプリ2022」についても収録されており、お笑い好きは必読の一冊。
〇感想
【著者について】
・子供がそのまま大人になったように純粋な人だなと感じた。
・これまでの人生経験が関係しているかもしれないが、みんなの幸せと自分の幸せがイコールになるような優しい人。
【ランジャタイについて】
・ランジャタイのネタを知っていると面白さが倍増する。
こんな不可思議なネタをしている人がこんなことを考えているのかと(笑)
・M-1グランプリに関する話が、決勝に行くまで、決勝戦、ラストイヤー、それぞれが記されており、大変興味深かった。
お笑い好きには堪らないはず!
・ところどころの比喩表現が結構独特で、ランジャタイの芸風の匂いがした。
・相方であるボケ担当の国崎和也のことを「国崎くん」と呼んでいる辺り、仲がとても良さそうなコンビで何だか安心。
・相方の国崎さんが書いたエッセイ『へんなの』もぜひ読んでみたい。
奇天烈な設定と動きで笑いを取る2人が、文字でも笑いを取れるのはさすがで、 ますますランジャタイに興味津々になってしまった(笑)
【1番のメッセージ】
・内容はもちろん面白く、芸人の仕事や生活など興味深かったが、1番心に残ったのは「生き切る」という言葉。
エッセイの中で何度かこの言葉は出てくる。
何が正しいか、この先どうなるかは誰にも分かんないけど、とりあえず生き切ってみないと分からない。
辛いこととか苦しいことがあっても死なずに生き切る。
これを伝えるために、本書は書かれたと感じた。
【こんな人にオススメ!】
・読むと少し優しくなれる感じがするエッセイ。
最近、疲れたり、ストレスが溜まっていたり、何か気分が上がらなかったりしている人には特にオススメ。
【お笑い芸人の書いた本を読むことについて】
・お笑いはテレビやYouTubeといったメディアや劇場での、芸人の動き(視覚)やセリフ(聴覚)が基本。
しかし、本の場合は笑わせる武器が文字のみとなるため、普段とは違うフィールドの芸人の面白さを味わうことができる。
以上です。
私はランジャタイが結構好きなので、皆様にもぜひ読んでほしいです!
もちろんネタも!(笑)
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