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本の紹介8冊目:「イシューからはじめよ」安宅和人(とりあえずホワイトカラーワーカーを目指す全学生が読むべき本

大学3年生になると、就職活動を前にして、「私は、今までの学生生活で何を成し遂げたのだろうか?」、「何もやれていない気がする」、「どんな企業や仕事内容が自分が向いているかわからない」、「就活(シューカツ)に向けて自信が無い」と思う人が、急に激増します。

ほとんどの学生が悩んでいます。

悩むことが大好きで、考えるステップに移れません。

その結果、一歩を踏み出せません。

しかし、悩んでも仕方がありません。

1.思考法を学ぶ

「悩むことは無意味である。真剣に考えよ♪」という強烈なメッセージと、思考法を提示してくれるのが、安宅和人さんの「イシューからはじめよ」です。

ちなみに、この本は、2010年に発売された本ですが、10年以上を経た今でも内容は全く色褪せず、色鮮やかです。

将来、コンサルを目指す学生は、全員読んでいる本です(本当です!)。

これを読んで、悩みから脱出した後に、安宅さんの「シン・ニホン」を読めば、現代日本の方向性と自分がやるべき仕事が朧気ながらも見えてきます。

コロナ禍で、友人や先輩との付き合いを消失してしまった、自分が目指したいロールモデルが周りにいないかもしれません。

まずは、この本を読んで、悩まない思考法を学んでください。


2.タイムマネージメント(時間管理)を学ぶ

次に、タイムマネージメントの方法です。

はじめに、最近、日本の若者の間で流行している考え方です。

「1000時間勉強して将来の年収が100万円上がる場合、勉強の時給は100万円×40年÷1000時間=時給4万円になるよ。なんでみんなそんなに勉強しないの?」

これは大学生の時間管理の本質を言い当てています。

河野さんは、勉強する意義をわかりやすく説明しています。

勉強する5つの意義とは、
①将来の選択肢が増える
②優秀な人に恵まれる
③勉強を通じて自分の得意・不得意に気づける
④人生力が身につく
⑤自分に自信がつく


学生でも社会人でも、「勉強という貯金」があるからこそ、将来自分の進む道を切り拓ける場合は多くあります。

是非とも、勉強して下さい。

しかし、勉強といっても、何をすればいいか、わからない学生は、まずは読書を始めて下さい。

タイムマネージメントと勉強の入門として、読書を通じた情報収集とアウトプットの手法をお伝えしているのが、以下の記事です。

「若さというのは、特権であり、その若さと沢山の時間をどういった方向に、どのぐらい真剣に使うのか意識する」ことが重要です。


3.学歴を気にしない

大学3年生、4年生にもなって、学歴を気にする人がいます。例えば、「自分は、MARCH以下だし、就活に自信がない!」と言う人がいます。

現在、海外で暮らしている桐島は、学歴を意識することはほとんどありません。

なぜなら、ある程度、歳を重ねると学歴が重要でなくなるためです。

例えば、海外で東京大学を卒業していると言って、英語が殆ど話せない人がいます。この場合、学歴に全く意味がありません。

大学学部生というのは、あくまでも18歳そこらの、大学試験の結果(たまたまの結果)を表しているだけです。

海外で仕事をする場合には、目の前の人が、どの程度の英語で、どのぐらい魅力的な会話をしてくれるか内容面でしか判断されません

あなたと一緒に会話している人は、あなたが東大卒だとしても、1ミリの関心もありません。重要なのは、会話の中身であり、語学力になります。

日本国内で、小さな井の中の蛙の世界で、生きていると、生きる力、生き抜く力が無くなり、何となく学歴や卒業大学が重要な気がしてきます。

しかし、海外のたくましい商売人やビジネスパーソンを見ると、そんな、甘ったれた考えが無意味で無価値であることが、すぐにわかります。

以上、3点が、悩める学部3年生に最近アドバイスした内容になります。

今後の生き方の参考になれば幸いです( ´∀`)

See you soon.

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