長崎を楽しみ尽くせ!焼きもの編
「あやちゃん、一緒に波佐見焼、見に行きたい」
長崎で働いていたことのある友人が、しきりに言うのです。
はさみやき。なんぞ・・・?
波佐見焼は、佐賀との県境、波佐見町で発展してきた焼き物で、
若者を中心に人気が広がっているのです。
ポップな色使い、軽くて、形もオシャレで、使いやすい!
価格も比較的リーズナブル!
↓これは福岡のお店なのですが…
波佐見町のすぐ近くには、佐賀県の有田町・伊万里市があります。
長い間、波佐見の焼き物は有田焼として流通していたようですが、
2000年頃の、食品の産地偽装問題をきっかけに、波佐見焼として改めてスタートを切ったとのこと。
詳しくはここを!!このサイト、見やすい上に可愛い。
波佐見焼振興会 (hasamiyaki.com)
車で波佐見町まで行って、窯元を巡って買うことができます。
(振興会さんのサイトを見る感じ、窯元は今全部で20くらいなのかな・・・?)
ネット販売しているところも多いですが、現地では割り引きされている商品も多く、とってもお得。
ドライブしながら、お気に入りの一つを見つける旅!
長崎市を出て、車で走ること1時間ほど
まずは波佐見焼ってどんなものがあるのか、どんなものが自分は欲しいのか整理する意味でも、いろいろな窯元の商品をそろえている施設がいいねと、まずはこちらへ
HIROPPA
HIROPPA | 波佐見町の公園 ヒロッパ (hasamiyaki.jp)
マルヒロさんというメーカーが運営している、公園。
ここにあるショップには、マルヒロさんの商品もそれ以外も置いてあるし、おしゃれなカフェでお昼も済ませられる!ということで。
この時は、ミスタードーナツのパッケージデザインをされていた原田治さんのOSAMU GOODSとコラボをされていて
マルヒロさんは、ポップな色使いと、
重ねて収納できるかわいさと便利さがとっても魅力的
他の窯の製品も多数
解放感あってオシャレで、スタッフが30~40代くらい?若い人たちが協力して活き活きした感じでやっているのが印象的でした。
地元の人がお客さんとしてもたくさん来ていて雰囲気がとてもよかったです。
そのあとに伺ったのはこちら
波佐見焼shop mignon(ミニョン)
,波佐見焼shop mignon(ミニョン)オフィシャルサイト (i-togei.net)
マルヒロさんのお店から車だと5分くらいかな?
↑一番最初にのせたあの福岡のお店にあったお皿がどうしても欲しくて・・・。
ほとんどの商品がこのとき30%オフ!
私が欲しかったのも割引で買えました~!!
22cm×22cmくらいの大きさで、ちょっとだけ縁が反っているので、汁気のあるものも乗せられて大変便利!
パスタもいいし、パンケーキとか、お肉焼いて乗せてもいいし。
長崎から帰ったあとに、この上にカステラとサラダとウィンナーとか乗せてワンプレートランチにして食べたのが優雅でよきでした~!
モロッカンな柄や、水色や黄色など可愛らしい色合いのものも多くて、集めたくなっちゃった…。
他にもこのお店で出会った
水晶彫の丹心窯 | 「水晶彫」「水晶」は丹心窯の登録商標です。 (tanshingama.com)
この丹心窯さんのお皿やカップも良かった
陶器に四角や丸の穴をあけて、そこにガラスを入れて焼き上げる水晶彫という技法が使われていて、これが高級感があって、色ガラスだとポップでもあって素敵。
お店の一角には、アウトレットというか、
あれ、これほかのところでもっと高く売ってたぞ・・・?というものが積まれている訳アリ掘り出し物コーナーもありました。
好みが合致すれば相当お安く買えるかも。
続いて伺ったのは・・・
OYANE
このスペースでは日によってイベントも行われているらしい。
奥の建物の、左の入り口が2階、右が1階
2階は展示の仕方も、お値段としても、高級感ある、芸術性の高い皿などが多かった印象です。
1階は、日常使いしやすい商品がこれでもか!!とギュギュっと並べられています。
このガラスのポット、上が陶器のフタで可愛すぎた。
この時はまだうちのポットが生きていたので我慢したけど、そのあと1か月後に割れた・・・!!
でもこれ色柄が無数にありすぎて決めるの無理だったかもなぁ。
そしてこのOYANEの、道路を挟んで向かい側には
WAZAN
WAZAN|波佐見焼 和山|長崎波佐見 (wazangama.co.jp)
和山さんのアウトレットショップが
手前の黒い屋根がアウトレットショップで、隣(写真だと奥)の建物が本社ショールーム。
下はアウトレットの写真ですが、本社でもたくさん商品を見ることができました。
ここで大分時間が押してきて、焦る!
本当は、この後帰り道に有田に寄って
アリタセラ / Arita Será
2万坪の土地に有田焼が見切れないくらいあると噂のこちらの施設に行こうとも言っていたのですが、この辺りで無理だと判断!
波佐見焼を悔いなく見て買い物することに懸ける!
色々ここまでで候補は絞っているんだけど、まだどれを買うかは、四角のお皿以外は決めきれず。
私の財布に無限にお金がわいてきて、うちの食器棚が四次元ポケットだったらこんなに悩まずに済むのによぉ~~!
ここでもうひと施設
ていうかまだ行ける場所があるのがすごいよ!!
くらわん館
くらわん館|波佐見町最大の物産館 (kurawankashop.sakura.ne.jp)
素朴な感じの、まぁ言ったら道の駅みたいなところかなぁ?
そんなに品ぞろえは多くないのかな?でも一応行ってみよう?と思ったらびっくりしたね・・・
いまHP見たら、波佐見一の品ぞろえって書いてあったね・・・
ほんとに そう!
今まで見てきたところにあるほぼ全部の商品があるんじゃないかっていうくらい、あの店もあれも、この店のこれも、そんで年末で伺えなかった窯の商品もあれもこれも!
しかも、お値段も他のお店のセール価格(私が見たときは)で販売されている!
時間がなかったらとりあえずここに来れば大丈夫です!
きゃーきゃー迷ってたらもう前のお店に戻る時間もなくなり、ここでたくさん買ってしまいました。
あとお茶碗と
保存容器も一目ぼれで購入
いやもうね、言わせてほしい。
えらい。波佐見焼は、本当にえらい。
疲れたという意味の方言ではなく、偉い。
私が行ったのは12月30日で、年末も年末。
その日に、こんな記事が書けるほどのお店が営業していたの。
事前に問い合わせて、お休みですと言っていたお店もなぜか開いていたの。長期休暇の時に観光客が楽しめるって、実は結構難しいと思うんですよ。
今回ちょっと買いすぎちゃったかなと思ったけど、今うちで使いこなせていない皿は一つもなくて、買って後悔したものがない!
地元の人が誠実に製品を作って、なおかつ盛り上げようとしているのが伝わる。
もう泣けるよ・・・。
毎年ゴールデンウィーク頃には、最後に行ったくらわん館のある公園に、窯元が勢ぞろいするイベントが行われているそうです。
【公式】波佐見陶器まつり 2024 (hasamitoukimatsuri.com)
これがまた特価あり、商品数も半端ないで、めちゃくちゃ楽しいよ!と友人激推し。行きたいよ~~~。
ドライブしてショッピングして、疲れたらオシャレなカフェやレストランにも寄れる、町全体が食器エンタメの波佐見町。
選ぶ旅も楽しい!持ち帰ったらおうち料理がランクアップ、QOL激上がり!最高でした!!