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自分を変えるレッスン 「七つの習慣」著 スティーブン・R・コヴィー

無知は罪だ。
 
これは私に本を読むことを教えてくれた人から言われた言葉です。
10代後半から20代後半まで私は本当に本というものと
触れ合ってきませんでした。
小学生の時は少女文学が大好きでしたが、中学になると読まなくなり、
20代で結婚、妊娠してからは手に取ることすらなかった。
でも、そんな私が本を読むきっかけになったのが、この七つの習慣でした。
この本は漫画版も出ていて、読みやすいから読んでみればと
勧められて読み始めると・・・
衝撃でした。
私は、こんな考え方、思考があるなんて教えてもらったことは
一度もありませんでした。
ただただ狭い考え、少ない情報量だけの世界で生きてきたのだと。
 
物事を考えるのは好きでしたが、それがはっきり具体的に物事、
人生を具体的に考えるだけの思考が私には当時ありませんでした。
ただ不安を抱え、誰かが何かを変えてくれるのを待っている。
そんな毎日でした。
自分は変われない。
そう思い込んでいた時にこの本には
 
周りを変えることはできません。
変えれるのは自分だけ。
 
 
最初は半信半疑でした。
自分が変わったところで周りは変わるなんて。
でも、行動しないと変化はこない。
とりあえずやってみよう。
そう思い、自分を変化させていきました。
見方を変える、主体的である、終わりを考える、最優先事項を考える、win―winを考える
書かれていることを自分なりに少しずつ。
そうすると面白いくらいに周りが変化していきました。
これは自分で経験してみないと
おそらくわからないことなのかもしれません。
一番大きかったのは、自分の中の不安がすっごく小さくなったことでした。
離婚をし、2人の子供を抱えて、毎日不安な日々を送っていた私には
大きな変化でした。
もちろん状況が大きく変わったというより、
気持ちが前向きに変わりました。
もちろん不安がまったくなくなったわけではありません。
でも、楽しさ、将来への期待が大きくなっています。
今思うと、本当に人間というのは思い込みの生き物だなと。
 
 
自分がこの人生を終えるときには、子供たち、
大切な人達にあなたと出会えて本当によかったと想い、
想われながらこの人生を終えたい。
人はいつかみな人生を終えます。
それはなににも変えられない事実。
そんな人生を不安で過ごすのか、楽しさに期待しながら過ごすのかは
本当に自分次第なのだと思います。
私が言えることは、みんなが笑顔でいてほしい。
ただそれだけです。
だからこそ自分を変えてくれた人にも、本にも感謝したい。
そして、読んでほしい。
なにかすこしでも役に立ててほしい。
なにかわからないけど、不安を抱えている、
なにを考えたらいいのかわからない。
自分と向き合いたいけど、思考方法がわからない。
自分を変えたいけど、どうすればいいのかわからない。
そんな人におすすめの本。
七つの習慣。
今からでも何歳からでも人は変化できる。
その実感をこの本を読んでしてみませんか?
 
 
Written by なおこ
アラフォー女 


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