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2ヶ月の振り返りとこれから書きたいこと②

ここ1ヶ月ぐらいは、あまりテーマを決めずにその時その時で思いついたトピックを書いていきました。中でも今度の展開がありそうな記事を紹介します。

経典あるいは仏説についてどう考えているか

自身の経典に対する考え方をまとめてみました。思いつき書いたためにまだまだ書き足りないところはありますが、おおむね表現したいことは捻り出せた感じです。今後はこの理解するのが困難な仏説をどう現代人が理解すべきかについて書いていきたいと思います。

仏教を神経科学的な概念で説明する

仏教の中でも話題になることが多い「欲求(貪)」というテーマで神経科学的な説明を加えました。この仏教を神経科学のタームで理解し、説明するということは継続してやっていきたいことです。

今後書いてみたい内容

2ヶ月ほど毎日記事を書き続けていると、だんだんある程度今後書きたいテーマが決まってきました。いくつか連続で書いていきたいテーマやアイディアを書いていこうと思います。

英文写経ダンマパダ

写経は写経でも漢文ではなく英文で写経をしてみようというもの。日本人の仏教理解には中国の仏教及び漢文による理解が深く関わっていますが、それがインドの古代仏教に対する理解を妨げているのではないか、とも思っています。かといっていきなりパーリ語を勉強するのも難しいので、漢語訳の仏教語を相対化する意味でまず英語で仏教を一から学んでみたいと思います。

テキストはブッダラッキタ長老翻訳のダンマパダを予定しています。無料でPDFがダウンロードできるので、記事を書いた際に案内を載せようと思います。

仏教学のキホンのキ

私は仏教に瞑想とかの実践から入った人間で、大学などでちゃんと仏教学を学んだことがありません。ちょこちょこ調べてはいますが、体系的に学んだことがないので一度仏教学の基礎というか、教科書的な知識をまとめたり、そのような知識がどのように定説として決定されているかというようなことをまとめてみたいと思います。

瞑想と脳科学

すでに少し書いていますが、マインドフルネスなどの瞑想法に対する研究は急速に増えていて、非常に面白いです。まだ日本語に翻訳されていない著作なども紹介できたらと思っています。

仏教と脳科学

瞑想からもう少し広げて、仏教的な概念を現代の神経科学や認知科学のタームで説明するとどうなるかということも少しやってみたいと思います。

神経神学の紹介

日本ではまだまだ認知度が低いですが、瞑想や神秘体験などの宗教的経験を神経科学的なアプローチで解釈する神経神学という新しいジャンルがあります。なんだかんだでもう20年以上は蓄積のある分野ですが、日本では一部を除いてほとんど知られていません。なので近々全訳が出版されるアンドリュー・ニューバーグ『神経神学:科学は霊性にいかに光を当てるか』をテキストにその内容を紹介してみたいと思います。

ダンマパダで学ぶパーリ語、日本語、英語

いわゆる「ブッダの教え」を学ぶのにどの経典から入ったらよいかという問題に対して、現時点での私なりの答えは『ダンマパダ』です。しかし、経典理解においては常に翻訳の質が問題になります。あからさまに表現するなら「この翻訳、本当に正しいの?」ということを複数の日本語訳を比較しつつ(時に英文訳も参考にしつつ)考えていこうと思います。

ChatGPT vs 中村元

最後は大分ネタ的なものですが、今話題のChatGPTに仏教の概念に対する質問をして、その答えを中村元さんの著作の記述と比較しようという試みです。今後あらゆる学習に利用されるであろうChatGPTが、仏教的な概念に対してどのように説明するか、そしてそれは日本人の原始仏典理解のオーソリティである中村元先生と比較してどうなのか、というものを考察していきたいと思います。

いやー書きたいことは無限にあるのですが、どうにも私はパソコンに長く向かうと目が消耗してしまうので、なかなかアイディアが消化できずにいます。仕込みも必要ですしね。まぁぼちぼち頑張ろうと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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