呼吸

やあ諸君、音山だ。思想シリーズも定着してきました、ヨホホホ!

イギリスから帰国後(というかイギリスでも)ずっと鼻腔や喉の調子がイマイチ良好ではないのですが、それもまた自分か!と思えるようになってきた気がしなくもないです。幾人かの話を聞く限り、みんなそうみたいですね。全員ではないけど、そういう時期が訪れているのでしょう。(花粉とは関係ない)

「呼吸」とは息を吸って吐くコト。漢字が何故「呼ぶ」と「吸う」なのか。そして、「吸う」が後にきているコトもまた違和感をボえる人はいるのではないでしょうか。しかしそれに関してはボクもまだ知らないので、今度の機会に。(なんやねん)

知り合いから聞いたとても興味深いお話を一つ。ボクは昔から、息を吸ってリラックスして体が元気になるというイメージを持っていました。それは確かかもしれませんが、一説によると人は「息を吸って体の力が抜け、息を吐いて力がみなぎる」らしいのです。まあ変ではないけど、なんとなく逆に感じるというか。分かりません?考えてみれば確かにそう。人は生まれた時にオギャアオギャア(カタカナ怖っ!)と息を吐いて生命を宿します。反対に人が亡くなる時我々は「息を引き取る」という表現をするじゃないですか。これ、息吸ってますよね。すごい。息を吸うコトも吐くコトもとっても大事なんだなあ、と思います。前の話で言うと、その二つの「力が抜ける」と「力がみなぎる」が存在しているからこそ、その間にはエネルギーが存在しているのでは?と考えるコトもできそうですね。

ボクはいろいろ考えました。嗅覚はとっても大事。この話はしたかどうか覚えてないですが、目よりも、そして耳よりも、鼻が大事だと考える時があります。色々な思い出も「匂い」で思い出したりしません?ボクは視覚嗅覚よりも強い力がそれにあるのだ、と考えます。現にスマホやPCはこんなにも進歩しているのに「香り」は未だ再現するコトができていない。とても原始的なモノなんだと思います。一方「鼻が利く」と言う表現もあります。こちらはさらに大切と思っていて、芸術もスポーツもあらゆるコトにおいて鼻が利く人はシンプル強いです。匂いのコトではないですが、それも立派な鼻の機能なんだとボクは考えます。

さて本題。ボクが今日思い着いた「ただの呼吸以外に、その呼吸と同様になるコトが他にあるのか」というテーマです。まあ、あるでしょって感じなのですが。
まず、「吐く」と同様なのでは?と思えるコトをまとめました。↓

・他人との会話(その話をどんな意味であれ楽しんだり大切にするコトが大事)

・ミュージシャンに限らないですが、歌うコト(特に自分が書いた歌)

・例えばスポーツ選手なら、何かインプットしたモノを実際に試したり活用するコト

他にもいっぱいあるでしょうが、今はこれだけ。続いて「吸う」について↓

・食べ物本来の味をしっかりと味わう

・色々なモノを匂いで感じてみる

・鼻を利かせる(これは芸術におけるインプットとボクは考えます)

こんな感じです。なぜ最後の一つがインプットなのか説明するのは面倒臭いけど頑張ります。センシーな人とか一流な人って、世の中に起きてるコトや自分が毎日体験するコトから受け取る情報が、他人より多くて鮮やかだと思うんです。それって自然と「鼻が利いてる」とも言えるんじゃないかなあ、って。だからインプット。歌詞を書くためにも、鼻を利かせて色々なコトを経験し、感じ取り、自分なりの鮮やかな解釈と共に頭に入れるのです。そうして、それをボクらなんかは「歌う=アウトプット(吐く)」で表現していくのです。まあ、友達に話すでも良いしね!

つまり結論を言うと、僕らは日々様々なコトを「インプットしている=息を吸っている=力を抜いている」んですよ。そして「アウトプットする(友達に話さり、何かの形をもって表現する)=息を吐いている=力がみなぎる」んですよね。なので、インプットばかりしていると力が抜けすぎるのかもしれませんし、インプットをあまりせずにアウトプットばかりしていると、力が入ったままなのかもしれない。そう言えるワケです。なのでどちらも大切と思った次第です。はは。

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