感謝

月日の流れは早い
歳を重ねるごとにそう思う日々。
子供たちの成長も毎年有難いと思い感謝する。

とはいえ、いくつになっても子は子であって、可愛くもあれば、心配でもある。
まぁ、心配と言っても不安ある心配ではなく、何かあれば寄り添い力になり歩み寄っていたいという、勝手な私の気持ちの問題なわけで。

長女は、シングルマザーで、弱音も吐かず頑張っている。
まぁ、弱音を吐いたところで、私が金銭的に手助けできることも無いわけで。
助けられるとすれば、何かあれば、孫を預かったり、ご飯を食べさせたりするくらいで。

まぁ、それもこれも、なんと言うか、娘に対しての罪滅ぼしなところもある。

私には、子供が3人いるが、
長女には本当に助けられたところが多くある。

過去の私には精神疾患があった訳だが、成人して間もない娘は、いつも私に寄り添ってくれていた。
そして、次女や息子のことも長女が手助けをしてくれていた。
感謝しかない。

自分の時間を割いて、仕事中でも私がパニックを起こして倒れたと言えば駆けつけてくれた。
本当に迷惑な母親でしか無かっただろう。
それでも、娘は未だに私を気にかけてくれている。
感謝しかない。
私の事だけでなく、私の両親(娘からすれば祖父母)にも、気遣いをしてくれる。
本当に有難い。
私が実家になかなか、帰ることが出来ない分、代わりに娘が顔を見に行ってくれる。
両親も、私が行くよりも、孫とひ孫が逢いに行く方が、喜びは増すだろう。

両親にも感謝しかない。
幼い頃から、癇癪持ち、喘息で日々高熱で体調不良。
そんな私を、育て上げてくれたわけだ。
祖父母が一緒に住んでいたから、それぞれに分担して私を見ていてくれていたのはある。

色々振り返り見てみると、何時でもどんな時でも、愛に包まれて生きているという事に気が付く。

思春には、親の愛が鬱陶しいと思うこともあったが、それもまぁ、色々な背景があるからこそな訳で。

時間が経過する度に、気づきが増える。

私が、子供たちをいつまでも、気にするように、歳を取った私の両親も、大人になったこの私を、幼い頃のままのように、愛し気にかけてくれているのであろう。

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