人間に関する堀江川上対談

先日ホリエモンがドワンゴ創業者の川上さんと対談をやっておりましてChatGPTの在り方を通じて人間を語っておりました。彼等の言葉を借りるのであれば、人間はテキトウに喋っているらしいです。言い換えれば、会話は卓球であってさして考えずに打ち返しているとの事。さらにホリエモンは視聴者がイメージし易いようにオチのない女子会トークを例に挙げ、それは単なるツボ押し行為であると。要は、言葉は使っているが中身の実態は動物的行為であると仰りたいのだろうと思いました。
たまに会話のピントが外れている人っていませんか?僕もどちらかと言えば外れていると指摘される部類なんですが、平均的日本人の動物的感性からズレている訳ではなく、瞬時に考えて正直に答えているだけなのかもしれません。とある議論や討論を聞いてると、話している中身は相当専門的なのにやたらと打ち返しが速いと感じる時があるんですよね。庶民には無い専門分野における常識が互いに共有されていて、考えているというよりは論点ずらしを含めた話のパターンが決まっており、無意識下におけるそれらの選択と応酬を僕等は見せられているのかもしれません。だって本気で考えようと思ったらこの日記を書くみたいに時間をある程度は費やす筈ですから。
川上さん曰く、人間の脳は動物の脳と意識の脳の二つで出来ているのだが、最初は動物脳だけ(サルの状態)であったところに部分的書き換え(進歩)が積み上がって前頭葉が発達したのであって、元は同じ組織で出来ていると。彼等二人の対談は以前も行われており、昔は人間も意識を持っていなかったろうとすらそこでは仰っていました。
面白い話だと思いませんか?
人間は進歩している!この先人間ってどうなるのでしょう?増々前頭葉が発達してドストエフスキーみたいな自意識過剰人間が生まれるのでしょうか?ただそうなると、動物由来である食欲や生殖行動は健全に機能するのでしょうか?支障をきたさないのだろうか?先進国に見られる少子化ってそういうのも多少は影響しているのかもしれません。


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