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【読書記録】福に憑かれた男

喜多川泰さんの本は、読むたびに新しい発見があります。

物語の登場人物の言動から、こんなにも生き方や考え方が学べるのは、

自己啓発を自らが研究され、講演もされているからこそ。

言われているというよりも、自分も一緒に気付いていく感じです。


今回は、はじめてオーディブル(Amazon)を利用して耳で聴く読書に挑戦してみました。

通勤中、1.5倍速で聴いていたのですが、朝はやる気がみなぎってくるし、

帰りは今日の頑張りを振り返るいい機会になるしで、1冊目のチョイスが

喜多川さんの本でよかったなと実感しています。


ーーーーーーーーー心に深く刺さった言葉たちーーーーーーーーー

どうやって成功するのかではなく、何のために成功しなければならないのか

               ■

人の成功や夢を心から応援できる人、すべての人に愛を持って接する人に福の神が訪れる。

               ■

豊かさは自分が感じるもの

               ■

父親が突然他界し、家業の本屋を継ぐことになった主人公。

人が来ない、売り上げが上がらない、不幸だ…

と思っていた主人公には研修中の福の神が憑いています。もちろん、2つの条件がそろっていたからで。

ある老人との出会いをきっかけに、主人公の考えや人生の目的までもががらりと変わっていきます。

・「成功」とはお金や店舗が増えることではないこと。

・「何のために成功しようとしているのか」自分が本屋をしている目的について真剣に考えること。

・相手が幸せになってもらうために必要なことは何か?

福の神の働きかけが徐々に実を結び、大きな成長を遂げていく過程に、

私たちも学ぶものが多くありました。


失敗を繰り返し、「うまくいかないな」と落ち込むことが多かった最近でしたが、実は、これは「成功のためのきっかけ」ととらえると、今できることがどんどん出てくるような気がしてきます。

失敗や試練をマイナスと受け止めず、人生において必要な経験だと真正面から受け止めていくようにする。

そうすると、すんなり、前に進める気がしませんか?


物語の中に、著者の喜多川泰さんを思わせる方も出てきたりして、

くすっと笑えるようなところもありました。

今の人生うまくいっていないな、豊かな人生って?と悩んでいる方、

仕事に行き詰っている方、ビジネスをしている方にぜひ読んでほしい1冊です。


【本の情報】

「福に憑かれた男」
著者:喜多川泰
出版:サンマーク文庫
文庫:660円
オーディブル:2か月無料体験中

目で文字を読むよりも、眠くならずに時間も有効に使える、オーディブルも個人的におすすめ!

自分の心に刺さる言葉と出会えますように。

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