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Photo by
masakazu
咲き始めの色と枯れる色
「花の咲く色も美しいけれど、枯れながら、いろいろな色をまといながら変化していく、たくさんの色をもって枯れる様子も美しいと思うんです。」
と、先生がキラキラした笑顔で語ってくれました。
透明水彩、をご存じでしょうか。
冒頭の言葉は、透明水彩の先生が教えてくれた色の楽しみ方のひとつです。
透明水彩は、「小学校で使う絵の具」とは違います。
「水彩わたしもやりたい!」と言われると嬉しさ半分、「ちょっと違うかも」との思いも半分、「一緒にやってみよう!」という思いも半分(何かの100%を大きく超えましたね)
これは、咲いているバラの「今の色」と「一週間後の枯れる色は多分こんな色じゃないかな、の想像の色」。
本物のバラの上側が今の色。
下が想像の枯れる色。
このバラはどんな色になるでしょうか。
最近はドライフラワーが流行っていることもあり
「活けた花は、枯れる前に綺麗なままドライフラワーにして飾る」のがお得!
(おしゃれなお部屋に一歩近づく)
という洗脳もあり
すーぐドライにしていたので
「しっかり枯れた花」にあんまり遭遇しなかったな(枯れかけで処分したりもするし)
と思って
しっかり「枯れた色」を見届けようと
置いていた白い花がこちら。
え・・・綺麗。
美しい。
でもさ、冒頭の先生の視点を教えてもらってなかったら
この色を見て、穏やかな心になる時間なんて無かったとおもうんだよね。
「色に注目して見る」という見かた、とっても面白い。
面白いと思える視点を教えてくださりありがとうございます。
と、先生に感謝しております。
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