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好きなアルバムランキング 50位~41位
前回の記事では「前編」と称して100位~51位までのアルバムを紹介したわけですが、ゆっくりやりたい&長くなりすぎると思ったので10枚ずつに別けてやっていきます。
そしてちょっと適当にやりすぎた。
「それはもうちょい上だろうが!」とか「これがこれより下は流石に無いだろ!」とか、今見返してめちゃくちゃ自分に腹が立ってます(笑)
というわけで丁寧に熟考してやっていきます。宜しくお願いします。
50位 「good kid m.A.A.d city」-Kendrick Lamar(2012)
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ヒップホップにそこまで造詣が深いわけではないのですが、やはりカリスマ性という面ではケンドリックが相当強いのではないでしょうか。
「Backseat Freestyle」のような自惚れていて下品な歌詞の曲が、この内省的な面を持つアルバムに入っていることの意味は本当に深い。彼のアルバムを筆頭にローリング・ストーンの最新の偉大なアルバムランキングにヒップホップのアルバムが多くランクインしたことが賛否両論を巻き起こしましたが、本作に関しては僕はめちゃくちゃ納得してます。凄いアルバムです。
49位 「盗作」-ヨルシカ(2020)
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ヨルシカ、学生の時割と狂ったように聴いていました。今でもたまに聴くといいな〜となります。全作好きですけど、ライブに行った思い出もあるので本作をチョイス。
彼らが人気の理由はsuiさんの表現力と彼らの天才的なメロディセンスもあるのですが、「考察する隙を与えるのが上手い」これが一番な気がします。聴けば聴くほど「あれ?これって…?」と気づき深みにハマっていく。いるようでいなかったアーティスト。
加えてジャズとかブルースの影響もちょくちょく感じるのもいいですね。「春ひさぎ」とか分かりやすい。
48位 「Weezer(Blue Album)」-Weezer(1994)
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セカンド、グリーンアルバム辺りもいいけどやはり「Say It Ain't So」を始めて聴いた時の感情の昂りは忘れられない。シンプルな曲構成ですがうおおおおおお!!!!と叫びそうになりました。大名曲です。
他にも多種多様な素晴らしい名曲を揃えた素晴らしい名盤。
何より男四人が立ち尽くしてるこのジャケット、よすぎる。何も知らなければ名盤だと気づかないでしょう。
47位 「スリーアウトチェンジ」-スーパーカー(1998)
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もう大王道のセレクト。僕のような日本人音楽オタクはもうみんな大好きな大名盤です。
オアシスのようなポップセンス(これに関してはパクってるな?と思う面もある、オアシスもパクリの常習犯なので何も言いません。)、パンクのような衝動、シューゲイザーやグランジのような陰鬱さ、あらゆる要素を取り込んで19曲という大ボリュームで駆け抜けます。そして「DRIVE」を筆頭に挟まれるミキさんボーカルの優しい曲。これがまたいい。アルバム全体の陰鬱な空気感を女性ボーカルの曲で緩和するのはピクシーズを彷彿とさせます。
46位 「Who's Next」-The Who(1971)
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ビートルズとストーンズの陰に隠れがちですが、ザ・フーもかなり好き。間違いなく彼らにしか作れない世界観は存在します。
「Baba O'riley」で始まって「Won't Get Fooled Again」で終わる…なんと素敵な43分。「Behind Blue Eyes」など、間の曲も粒揃い。
そして最近ザ・フーの曲を聴く時はベースに耳を傾けるようにしてます。エントウィッスルは凄い。特に「Won't Get Fooled Again」はヤバい…、もはやメイン楽器です。
45位 「First Love」-宇多田ヒカル(1999)
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他のこの手のランキングよりは低いかなぁくらいの順位ですがめちゃくちゃ好きなアルバム。automaticと表題曲が人気ですしもちろん好きですが、「In My Room」もカッコよくて好きなんですよね。
なんっかい聴いても当時未成年だったのが信じられない。このカリスマ性と世界観で?ありえないです。
44位 「HAPPY BIVOUAC」-the pillows(1999)
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ピロウズだとぶっちぎりで好きなアルバム。
「カーニバル」とか「Kim deal」とか、「俺達のファンならこういうの好きでしょ?」と彼らが言ってくれているような妙味のする名曲がいっぱい入ってます。もちろん「funny bunny」も素晴らしい。
洋楽だとオススプとかウィーザーとか、ポップなパンクが好きな人にはたまらない。日本で彼ら以上にこの路線で成功しているバンドはあるのでしょうか。
43位 「The Masterplan」-Oasis(1995)
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まさかB面集が好きなアルバムランキングに入ってくるバンドがあるとは。恐れ入りました。「Acquires」「Stay Young」「The Masterplan」辺りが有名ですが、僕が他に好きなのはイントロのイカしたギターが素晴らしい「Underneath The Sky」と美しいメロディセンスが爆発してる「Rocking Chair」。
このアルバムの唯一の罪、それはサード以降のB面曲の陰を薄くしてしまったこと。「Thank You For The Good Time」とかいいですよ。
42位 「replica」-Vaundy(2023)
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正直完全に舐めてました。「ちょっと聴いてやるかw」くらいのテンションで聴いてみたらもう一発目の「ZERO」で完全にノックアウト。本当にごめんなさいと謝りながら全部聴きました。
彼の凄いところは「圧倒的アウトプット能力」でしょうね。王道洋ロックか?と思いきやちょっと歌謡曲っぽいのも入れてきたり、ミニマルだったりファンクだったり色々ありますがそれでも自分の色は失わない絶妙さ。受けた影響を自分のものにしてアウトプットする能力は長い日本の音楽史において間違いなくトップクラスです。
41位 「Layla and Other Assorted Love Songs」-Derek and the Dominos(1970)
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もう「Layla」が最強すぎる。イントロはもちろん神、半音下に転調するAメロも神。情熱的で怒ってオナニーふざけてオナニーなサビも神。希望に満ち溢れたアウトロも神。この曲を書いたという、もうそれだけでエリック・クラプトンはギターの神として崇め奉られるべき存在になれるのです。
「Why Does Love Got To Be So Sad?」など他の曲もなかなかいい。ジミヘンのカバーの「Little Wing」もクラプトンらしいアレンジが効いてて一聴の価値あり。
というわけで読んでいただきありがとうございました。
急ぐ意味ないのでゆっくり進めていきます。
それでは!
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