見出し画像

性格改革案その1・その後と改善案


これまでの経緯

なぜ、性格改革をする必要があるのかは、下の記事を参照ください。

そして性格改革として取り組もうと決意したことが以下になります。

結果

正直に言います、うまくいきませんでした……!

特にキッチンや洗面所にいるときに、母親がテレビの内容についてあれやこれや言うのをスルーしたかったのです。

あれは独り言、でっかい独り言……。

そう言い聞かせながら作業をするのですが、話しかけられる風になると返事をしない罪悪感がすごい。
そして内容が気になると私もそわそわして、結局作業を中断して話を聞きに行ってしまう。

私の根性なし!
スルースキル非搭載!
煽り耐性ゼロ!(そこまでは言ってないけど、たぶん耐性ない)

結局聞こえた時点で気になる内容だと作業から気が削がれてしまう私が悪いのですが、集中力のないのがこの病気の特性と言い訳などしてみたり……。

というわけで「無視する」という方法はそもそも私に合っていなかったのでした。
わざと無視するって、本当に罪悪感すごいね。

改善案

きっかけ:悪癖は私を救うか(ダメな方の成功体験)

年末に片付けを進めているときに、自室の文房具を整理するためのワゴンが欲しくなり、スリコの小さい方のワゴンを買いました。
お値段1650円(税込)。
そのほかに、ワゴンに合わせられる小物を整理するための入れ物も購入。
お値段550円(税込)×2。
そしてネイルグッズを整理するためのツールボックスも購入。
お値段880円(税込)
ところが、送料無料ラインまで届かない。

恐るべし、スリコのコスパの良さ……!

ここで余計な買い物をせず送料を払って送ってもらうのが浪費をしないポイントなのですが、私は生粋の浪費家。
送料無料のための値段合わせという、最も愚かな策に出たのです……!

こういう時に収納用品を買える片付け意識の高い人間だったらよかったのですが、私は思いっ切り自分の欲望に忠実に従いました。

購入したのはワイヤレスヘッドホン。
お値段2200円(税込)。

驚きの安さ……!

いえ100均などで1100円からあるのは知っていますが、デザインが割とかわいく、そんなに安っぽくも見えなさそうだったので思わず購入。

本当に思わず購入でした。
私は有線のものだとヘッドホン一択で、イヤホンは携帯用に安いのを一つ持ち歩いていたくらいです。
なんせイヤホンは長時間聴くのに向かない。
私の耳の形が悪いので、左耳のものがすぐ外れる。

なのにBluetoothのものになると、何を思ったかイヤホンばかり。
一つはアニメコラボのものなので、イヤホンというより推し活のために買ったところはあります。(でも一番高くて一番いい音です)
他にも2つほど落としても惜しくない程度の値段のイヤホンを持っています。
そのうち一つはやはりスリコで買ったもの。
落としても惜しくなくかつ同じものがまた手に入りそうという理由でした。
でもやっぱりイヤホンは耳に合わない。

そこで今回、目をつけたのがワイヤレスヘッドホン。
試しで買うにはちょうどいいお値段とデザインでした。
前回イヤホンを買ったときにもあったはずなのに、なぜこちらを買わなかったのか……。
まあ持ち歩くことを考えると、どうしてもヘッドホンはかさばりますからね。

でもこれが大正解になるのです。

偶然の産物ではありますが……

なぜ送料合わせにヘッドホンを買ったかというと、以下の記事にあるようにWalkmanの有効活用と家事を楽しくする私のためのライフハックの発展形としてヘッドホンを購入しました。

スピーカーも一人の時だといいのですが、人(主に母親)が行き来したり、洗面所で洗濯機乾燥機が回っていたり、テレビがついていたりすると、音が混じって聞き取れなくなります。

それでなくても統合失調症の症状で聴覚過敏になった私には、音が混じるというのは幻聴の追体験のようにも思えて落ち着きません。
そこで、人がいるときにはワイヤレスヘッドホンで音楽を聴こうと思いました。

届いてすぐいそいそと箱を開け充電し説明書を読みWalkmanとペアリングして使用開始!

その時は、キッチンで私が洗い物をしていて母親がリビングでテレビを見ていました。
最小にしても結構音大きいな……と思いつつ、他の音と混じらないくらいまで音量を上げ、洗い物ついでに料理もしました。

私は聴覚過敏でいろんな音を拾う聞こえ方をしているのですが、さすがにヘッドホンで少し大きめの音量で聞くとヘッドホンの外の音も気になりません。

そして音楽にノリノリになりながら洗い物・料理としていた時、急に肩をたたかれてびっくりしました。
母親が私に用事があって話しかけていたようなのですが、私が聞こえていなかったため気づかせるために肩をたたいたのでした。

そして気づくのです。

今まで全く母親の独り言が聞こえなかった……!
めっちゃ集中できた……!

どシングルタスクマンなので音楽を聴きながら考えるような作業は難しいのですが、単純作業ならできる。
しかも他のことで集中が削がれるときなどはこの方法はかなり有効そうだぞ、と思いました。

実際、ここまで母親の独り言を気にせず(というか聞こえず)作業できたのは初めてでした。
なんて素晴らしい、ワイヤレスヘッドホン……!

一方の母親はなんの用事だったかというと、インターホンが鳴ったとのことでした。
我が家にくるインターホン客のほとんどは配達員さん。(たまに宗教、たまに外壁や天井修理の詐欺師)

いや、外に荷物を受け取りに出たくないなら出たくないでいいけど、インターホンの返事くらいしておいてくれていいやろ?
「はい」って一言でええねんで?
いくらしゃべるのがしんどいとはいえ、一言くらい返せるやろ?
ってかしゃべるのしんどくて、ようあんだけ独り言出てくるな?

心の中で毒吐きつつ配達員さんが不在と判断する前に慌てて出ました、セーフ。

ヘッドホンの弱点はこれだけですね、インターホンが聞こえない。
普通の家だったら、誰かしら気づいた人が出るのが普通なんでしょうが、我が家ではインターホンに出るのは私の仕事。
インターホンの子機も私の部屋にあります。
母親が返事だけでもしてくれたらいいのですが、そもそもインターホンが鳴ってから返事しに機械のところに行くのも嫌なようです。
最近は別の理由からさらにインターホンの返事をしなくなったのですが、それはまた別の機会に。

愚痴になってしまいましたね、話を戻します。

母親からはインターホンが聞こえなかったことで散々小言を言われましたが、日常の作業の効率を考えるとワイヤレスヘッドホンを使うのはかなりいい方法です。

荷物は大体くる時間帯を指定していたり、今は配達にくる前にスマホにメールなりなんなりで連絡が来るので、その日その時だけ片耳を出していれば問題ありません。
そもそも私と父親はほとんど置き配にしているし、母親は自分で荷物を受け取りたくないのであらかじめ私に「この時間に荷物くるから」と伝えてきます。

使用初日は、ここまで聞こえないと思っていなかったので母親に小言を言われましたが、それ以降は荷物の到着予定の時には片耳ヘッドホンで対応しています。(片耳でも結構効果あります)

そして何より、イヤホンと違って落ちない!素晴らしい!

ということで、改善案としては「そもそも独り言を聞かない」ということになりました。
これは私の悪癖とガジェット好きな性格と私向けライフハックが偶然にも重なって編み出した方法です。
浪費の方で悪い成功体験ができてしまったのは痛いですが、生活の質がここまで改善されるならまあ今回くらいは……と思うことにしました。
なお、浪費についての改革案は現在模索中です。

浪費の改革案として、ちょっといいワイヤレスヘッドホンを買うために貯金するというのも手かもしれませんね。
お小遣いの使う金額を予算内に収めて、残りを貯金し、それを貯めてヘッドホンを買う。
まあ、今はスリコのヘッドホンで事足りてしまっているので、ちょっとモチベーションにはならなさそうですが、私は音質に中途半端なこだわりがあるので、ガジェット熱と音質熱が高まったときに目標にするのはいいかもしれません。

結論

とまあ長々書きましたが結論としては、

ワイヤレスヘッドホン最高!

ということです。(違う)

そして「無視する」という性格の改革でなく「聞かない」という物理面での改善案でした。

性格改革は果たしてどうなるのかとも思いましたが、ストレス溜めながら無視するよりは物理的に聞こえなくなった方が精神にも良いものです。
ここは無理に改革する必要はなさそうです。

今日はこの辺で。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

もし、記事を読んで「サポートしてみようかな」と思ってくださった方、お気持ちだけでもとてもありがたいです。ありがとうございます。 サポートしていただけましたら、その費用は今後の執筆のための環境改善費用に充てたいと思っております。