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オメガ6と3の比率は大事か?

オメガ6系不飽和脂肪酸である #アラキドン酸 から炎症性生理活性物質が合成され、オメガ3系不飽和脂肪酸である #EPA/DHA はその反応をおさえます。

このことから、「オメガ6系不飽和脂肪酸は炎症反応を助長し、オメガ3系不飽和脂肪酸は炎症反応をおさえる」と言われたりしますが、実は一概にそうとも言えません。


食事中のオメガ6系不飽和脂肪酸とオメガ3系不飽和脂肪酸の"比率"が重要という考えも、現在では否定する報告が多く、それぞれの脂肪酸の"量"が重要であるとされています。(もちろん酸化しているのは論外)

それぞれの脂肪酸を必要な量、摂取する事が重要です。

EPA/DHAの能力は、抗炎症効果だけではありません。

心臓および腎臓の機能を保護する血管拡張(降圧)作用などや、腫瘍形成のリスクを低減することも知られています。

そしてしつこいですが、不飽和脂肪酸の最大の弱点は、

ものすごく酸化しやすいことです。
比率なんかよりも、酸化に注意する事の方がよっぽど重要です。

何度も言うように、EPA/DHAが豊富なお魚は、刺身で食べられる鮮度のものを入手するようにしましょう。

お腹が黄色くなっているものは避けましょう。

魚の干し物は避けましょう。

酸化脂質の弊害は思っている以上に重大です。

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