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税理士試験のイラっとするところ5選

こんにちは。税理士ぽくない女性税理士です^^

今日は、過去に税理士試験の受験生だった時、
「税理士試験のここが嫌だ!!」と思っていたところについて書いていこうと思います。




1.平日


なぜか、税理士試験は平日に行われます。
それもだいたい週の中頃、火曜、水曜、木曜の3日間、とかいう日程が多かった気がします。(この辺少し記憶が曖昧ですが、、、)

仕事の調整をするのが大変で、同僚に迷惑をかけるのも申し訳なかったです。


公認会計士試験も休日に行われるのになぜ!!!!!
とめちゃめちゃ不満に思っていました。


これについて、税理士の大先輩から聞いたことなのですが、
もともと税理士は、国税OBにだけ認められた職業だったもの、でも需要はあるのに供給が追い付かないことで、一般の人でも試験を受ければ資格が認められるようになった。
つまり国税OBでなくても特別に認めてあげますよ、という「宥恕規定」であって、受験生に合わせる必要のないどこか上からの試験。


実際はどうなのかわかりませんが、とにかく平日は不便だからやめて~!年に何回もあるわけじゃないんだから休日にしてください~!!!と思っていました(^-^;





2.年に1回


税理士試験は年に1回です。
年に1回ということは、1年勉強して、その1年間の全てがその1日で決まるんです、、、、。



1年分の努力がかかっているというプレッシャーからの緊張もすごいですし、努力することは前提としても少なからず問題との相性もありますしね。
はたまた偶然体調を崩したりしたら最悪ですよね。




せめて1次試験をマークテストなどの簡単なものにして、2次試験を筆記にして年に2回にする(2次で落ちても1次試験の合格は持ち越せる)、といった制度にしてほしいと思っていました、、、。





3.結果発表が遅い


税理士試験では、8月の頭頃に試験を受けて、合格発表が12月なんですよね。


この期間が辛いんです、、、、。


受験後に自分で分析した結果、その年受験した科目が不合格の可能性が高ければ、来年に向けて同じ科目をすぐに勉強し始めるのですが、
この8~12月の「受かってるか落ちているか明確にはわからない」期間に、同じ科目を再勉強することが一番やる気も出ず、しんどかった記憶があります、、、、。





4.捨て問


税理士試験には、「正解させる気のない超難問」が含まれていることがあります。いわゆる捨て問ですね。

ここで時間をかけすぎてしまうと、他の得点すべき個所を落としてしまい、合格を逃してしまいます。
この捨て問を見極めるテクニック的な要素も求めれれるんですよね。

ただ、「捨て問を見極める力」は完全にテクニックだけかというとそうでもなく、普段の問題集を解きこんでいるからこそ、「この論点は見たことない!深追いすべきでない!」ということが分かってくるので、
普段しっかり勉強していて実力がある人ほど、この「捨て問を見極める力」が身についている気がします。





5.理論丸暗記


税理士試験の理論問題は、税法の文章をまるまる暗記した上で、設問で与えられた事例を理解し、解答を作成します。

この文章をまるまる覚えるっていうことが、本当にしんどいです。
学校の勉強・大学受験でも、理解して作文する、重要ワードを暗記する、という勉強はしてきましたが、
文章をまるまる本1冊分暗記、というのは初めてでした。


ただ、私はこの理論暗記は最終的には好きになりました。

というのも、多くの受験生が苦手としている分、ここを制するとかなり優位になります。

今だに「まる暗記」という作業自体はめんどうですが、
・自分に合った勉強方法を確立
・人よりも得意になり、点数が伸びる
・結果好きになる

という感じで、税理士試験に「理論暗記」があって本当に助かった、と思うようになりました。

制してしまえば、意外と合格の近道だと思います^^


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