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noteを毎日更新して誰に届けたいのか

どうも、えんどうです。

サービスへの登録は2014年4月で、毎日書くようになったのが2018年5月。丸々と2年、こうやって文章をツラツラと書くことはできるし、案外、自分が文章を書くことを持続できることもわかりました。ただ、割と文章を書いていくのはツラいです。

なぜなら、他の誰かと比較して先進的な思考を持っているわけでも、誰もが敵わない技術やスキルを持ち合わせているわけでもありません。ならば、誰かを引っ張り上げるようなリーダーシップなんかを持ち合わせているのかといえば、全くありません。ないのです。残念ながら。

毎日、自分に締め切りを

それでも、こうやって毎日、ちょっとだけ、ほんの少しのことかもしれないけれど、自分の中で気づいたこととか考えたことを書くことぐらいはできるのだと気づいたのですが、だからといって「誰かの役に立つ文章」が書けるとも思いません。

「じゃ、そんなのやめてしまえばいいじゃないか」

ボク自身、何度もそう思いました。

このnote、最近は毎朝08:00(1年ぐらい前までは06:00)に更新しているのですが、自分の中の校了が05:30にはできていないと文章を書き切れていない自分に対して焦ります。

別に好きに書いてるんだから、焦る必要なんてないのかもしれませんが、とにかく焦ります。他のことが手につかなくなるぐらいに。なんで好きに書いていることで思い詰めるのかといえば、毎日の自分に対して締め切りを課していないとダラダラと過ごしてしまう中年男性なので、何かしらの覚悟を決めながら生きないとダメなのです。

想定読者を決めてみよう

そんなダメダメ成人中年男性ですが、最近になって、やっと読んでもらう想定者を仮決定しました。

これを書き始めた頃、中学生の頃の自分に向けて書いてみようかな、と思ってましたし、実際にnoteの記事内にもそうやって書きました。そんな風に書いてみたのですが実際に考えてみると、中学生の頃の自分って想定が難しくて目一杯放棄した次第です。

放棄した後は、特に誰に向けて、とか意識もせずにスポーツが好きそうな人だったり、ネット関連の話題が好きそうな人だったり、新潟の人だったり、子どもと生活をしてるような人、とかいった具合に、記事ごとでモヤっとした想定読者を設定しながら書いてました。

記事ごとに想定読者決めてて、あることに気づいたんです。

「これ、オレじゃん......」

そうなんです。ボクがnoteを書くたびに読んでもらいたいと想定していた読者は誰でもない、ボクでした。これに気づいた時の衝撃は堪(たま)ったものではありません。

積読してあった本を読もうと思い、ソファに腰を下ろして本を開こうと思ったのに、ついついTwitterのタイムラインを追いかけ始めた結果、1ページも読み進められずに1時間ほど経っていた時ぐらいのやるせなさを感じたのです。

それはもう、大きなショックでした。ショックはショックでしたが、それでいい気もしました。

迷っている人とか弱っちゃう人はいる

結婚をしたばかりで、共に暮らす子どもはおらず、仕事はスポーツ関連で休みはあるようでない状態。取得したいと思っていた試験や短期留学について思いを巡らせる毎日であるものの、それをビジネス的に展開する術や方法を全く知らない上に、TwitterやFacebookにアカウント登録をしたばかり。

これ、10年前のボクです。

10年前に、こうやって毎日ブログを書くだなんてこれっぽっちも思っていませんでした。片鱗はありましたよ。Google Adsenseに登録して、本当に少しだけ広告収入を得てやろうかと考えながらグダグダとした誰の役に立つのか全く分からないようなブログ記事を書いていたこともあります。

結局、継続できませんでしたが。

その頃に知りたかったこととか、わかりたかったこともあるのですが、経験もしてないことを読み聞きしたところでスッと入ってこなかったんですよね。斜に構えていたわけではないのですが、どうしても体験知として入ってこない状態に納得ができなかったともいえます。

でも、そこから10年後のぼくであれば、間違いなく体験したこと、経験したことを文章として書き残すことができる。

妻さんとのことをはじめとした家族観だって、子どもとの生活で気づくこともあれば失敗することも、仕事に関してや体調のことなど、誰でもないボクだからこそ鮮明に書くことができるし、何よりも熱量を持って取り組める。

こんなにも10年前の自分に向けた文章を書くのにうってつけの人間がいるじゃないか。

そう思い込むようにしました。

ただ、10年前の自分のステータスというか状態に近しい人はいるだろうし、カテゴリ分類をしていったら、結婚をしていて子どもとの生活をしている人はたくさんいるし、仕事の中で感じたこととか多くの人が考えていることです。

そう考えると、10年前の自分に向けて書いてみることで、似たような境遇だとか状態の人に引っかかるかもしれません。

そんな心意気を持ちながら、改めてこれからも書いていこうと思います。はい。お読みいただきありがとうございます。

それでは、また。


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