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にいがた2kmについて思うこと

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。

今日はね、常々思い続けていることがある新潟市の「にいがた2km」構想について、完全にお気持ちを全面に出した感想としての意見を書いていこうと思います。

にいがた2km構想ってのは、新潟市の中心部を活性化する、平たくいえば元気にするために大切なことなんでしょう。新潟市に住んでいると新聞やテレビ等のメディアで取り上げられることが多いことからも、新潟市の肝煎りなのであろうことが一市民の立場でも伺いしれます。

新潟駅から2kmってことなんですけど、なんで古町まで含めたのかについて、本当に理解できないんですよね。


古町まで含めるのは過去への郷愁でしかない

 ぼくが中学生の頃とか、古町へ買い物に行くことが、なんというか誇りというか楽しみというか、そういった若者の町として、大いに栄えていたように記憶しています。

ラフォーレ原宿新潟店っていう、もう、原宿なのか何なのかわからなくなるようなビルテナントもあったのは懐かしいものです。

が、今となっては若者が寄り付くはずもない廃れた町ですよ。古町モールと呼ばれる多くのテナントが入れるモール街はシャッターの降りている場所も少なくありません。

いくら過去に栄えた街だったからといっても、過去の栄華なだけです。

そんな古町へ投資することは、本当に未来への投資になるのか、未来からの納税額を増やすことによる増収になるのかというと、過去への郷愁に基づくものでしょう。

本当に新潟市の発展を考えるなら、そこに税金を投入するのは賢明とは到底思えないんですよね。

古町は確かに歴史的な町並みを持ちますが、それは観光資源としての価値があるのかという点も大きく疑問です。正直、中途半端な印象しかありません。そこに資金を投入したとて、市民の日常生活の質の向上には直結するわけがないでしょ。

新潟市は、古町に固執するのではなく、未来に投資すべきです。

だって、お金ないんだもん。新潟市。

新潟市の財政状況

令和4年度の決算を見ると、コロナ対策や物価が上がったことへの対策で、たくさんの税金が使われています。市民税などの収入は増えたものの、国からのお金が減ったことで、全体ではお金が減っているんです。

新潟市は、借金がまだ多く、さらに新しい借金を増やすと、将来の負担になってしまいます。

貯金も、急な出来事に備えるために取っておかなければいけませんが、その貯金は災害時などの有事に吐き出すもの。仮に貯金を使って大きな事業をすると、お金が硬直化してしまう恐れがありますから容易に使うことはできません。

無駄を省いてお金を効率的に使うコトが求められますが、未来への投資もしていかなければ、つまり収入を増やす工夫も必要。そのための施策としてにいがた2kmなのかっていうと微妙なところです。

https://www.city.niigata.lg.jp/shisei/koho/kohoshi/shiho/backnumber/r05/shiho231119/pdf/1119_P3.pdf

新潟市は農業分野での国家戦略特区

じゃー、何したらいいんだって話ですよね。

ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、新潟市って農業分野での規制緩和を認められた国家戦略特区に指定されています。この特区制度、あんまり活用できているのかどうかが微妙。

だったら、日本全国でも類を見ない方法でお金を調達できるようにすべきでしょう。その一つとして考えられるのが、お酒を造る免許、「酒類製造免許」の取得を簡単にすることです。

この免許って取得するのがとても難しく、新しい人が酒造りに参入するのは大変なんです。ほんとうの意味で新規参入はできない状況。でも、農業特区の力を借りれば、規制を緩和できるかもしれません。

だったらやってほしいものです。

新潟市で酒類製造免許の規制緩和ができたら、酒造りに挑戦する人が増えるでしょう。新潟は米どころですし、相性がいいのは間違いありません。

少なくとも、日本酒は海外でも相応の評価を受けていることは報道等でしれていますから、新規参入して新たな日本酒像を切り開き、その販路を拡大することができれば、経済が活性化し、お酒に関連した産業も発展するはず。

そして何より、新しいお酒造りが増えれば、税金の収入も増えます。これは、新潟市のお金の健全化にも役立つはずですから、新潟市には特区を生かした大胆な規制緩和に取り組んでもらいたいのですよ。

おわりに

なんとか批判だけにとどまらず、提案まで持っていきました。

とにかくお気持ち的ににいがた2kmは意義も理解できないまま、他人事として進んでいってる政策なので、なんだかなぁ…ってところなんですよね。

ではでは。
ゑんどう(@ryosuke_endo)


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ゑんどう ≒ 遠藤 涼介
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